青州で思ふ(2)
人生は冥土までの暇潰し
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■女性や子供や弱者を「ホ」から守れ!!
「女性や子供や弱者を「ホ」から守れ!!」と、ブログ『文殊菩薩』で野崎晃市さんが吠えた。 東京アウシュビッツ 帰国前日、日本から避難してきたというKさん夫婦と、二人の幼児↓が飯山邸を訪ねてきた。Kさん夫妻の青州訪問は二回目らしく、前回は毛社長の汚泥処理会社で、乳酸菌培養の優れた技術を発揮、加えて全身から滲み出る誠実さから、中国人同僚の信頼を勝ち取ったという話も頷けるし、奥さんも二人の幼児を抱える身でありながら、異国の地でしっかりと夫を支える大和撫子であることが、言葉の端から分かるのだった。 二人の幼児が居た日本では食べ物が「ホ」まみれのため、口に入れる物を厳しく制限していたというが、中国では食べ物を口にしても安全なことから、特に上のお姉ちゃん(5歳)は、朝昼晩と一日中食べまくっていた。その微笑ましい姿を眺めながら、未だに日本に残る一人でも多くの子どもたちを、放射能地獄から避難をさせなければならないと、心の中で強く思った次第である。それは、日本人のDNAを後世に残していきたいという、本能に近いものなのかもしれない。ともあれ、二人の幼い姉妹は飯山プロジェクトに絡んだ子どもの移住第一号となる。 日本人の二人の幼児を膝に乗せる〝祖父〟飯山さん ところが、ここに来てビザの問題が重く伸し掛かってきた。Kさん夫婦には毛社長の会社に雇用されれば、招請状という形で長期ビザが下りるだろうが、二人の幼児にはビザは下りないのだという。だから、現在は飯山さんと野崎さんを中心に、色々と知恵を絞っている最中だ。 ともあれ、無垢な二人の幼子を眺めながら、未だに日本に残る大勢の子どもたちが、中国で安心して暮らせるよう、自分なりに何等かのお手伝いをしていかねばと思い、そのあたりを飯山さんとも少し語り合った。結果、青州移住を希望する東日本の住民を対象に、窓口的な役割の一端を亀さんが担っていくことで、話が固まりつつある。尤も、東日本の窓口と言っても漠然としており、本業(翻訳)をやっていきながら、その合間にどのような形でお手伝いをしていくのかは、掲示板「放知技」で皆さんにアドバイスしてもらいながら、手探り状態で進めていきたいと思っている。 現在漠然と考えていることは、青州移住を希望する人たちを対象に、東京の中国大使館でのビザ取得のお手伝い、現地での銀行口座開設の仕方、食事、現地の習慣、その他を分かる範囲で、分からなければスカイプで飯山さんや秘書の方々に、確認しながら伝えていきたい(スカイプは近くデスクトップパソコンにインストール予定)。 【追伸】 「日本では食べ物が「ホ」まみれ…(中略)、中国では食べ物を口にしても安全」と書いたが、実情を知らない人たちは怪訝な顔をするかもしれない。なぜなら、中国野菜は危険というのが、日本の一般常識になっているからだ。たとえば以下の記事… 禁止農薬、病原体汚染…危険な中国野菜の使用状況、なぜ多数の外食チェーンは回答拒否? しかし、本当のところはどうなのだろうか? 亀さんと一緒に中国野菜の実情を見てきた、堺のおっさんの以下の投稿に注目されたい。 http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15862681/371/ 要するに、中国人の口に入る食べ物は野菜も含めて、安心できるということだ。では、なぜ日本に農薬まみれの中国野菜が入ってくるのか? それは、堺のおっさんが指摘しているように、日本の商社が現地の農家に指示し、大量の農薬を使用させるなどして、極力コストを抑えて野菜を作らせ、そうして作った農薬まみれの野菜を、日本に輸出して我々に食わせているというわけだ。すべては金儲けのためであり、同胞の健康など知ったことではないのだろう。 もう一度、写真↑を眺めていただきたい。飯山邸の前で近所の農家のおっさんたちが並べる野菜は、どれも新鮮で安心して食すことができるものばかりだ。農薬まみれの野菜を売ろうものなら、村八分にされるのは火を見るより明らかだ。 |
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