松井珠理奈「10周年までに日本一のアイドルになるぞ!」 SKE48の8周年記念イベントに密着

 10月5日、SKE48が劇場デビュー8周年を迎え、特別公演が行われた。特別公演では、各チームのパフォーマンス、8周年にちなんだ「ハレーション」「寡黙な月」といったセレクション8の楽曲を披露するなど8周年ならではのセットリストで盛り上げた。

 特別公演の最後には1期生の松井珠理奈が「10周年までに日本一のアイドルになるぞ」と宣言。9年目のスタートに気を引き締めた。

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 また、前日の4日には恒例となった前夜祭も開催。8周年前夜祭トークショーでは、かつて「SKE48のエビフライデーナイト」「SKE48 エビショー」「SKE48 エビカルチョ」で共演した大久保佳代子が登場。かつて共演したメンバーや新たに加入した7期生、ドラフト2期生などともトークを展開。そんななか、「お疲れさまです」が口癖だという相川暖花に、どんな問いかけにも「お疲れさまです」で返す掛け合いを指南。これを受けて相川も壇上でうまい掛け合いを成立させフレッシュチームのトークMVPに輝くなどインパクトを残した。また大久保は9周年、10周年でものコラボも明言し来年への期待を持たせてくれた。

 4日深夜には昨年好評を博した「ミッドナイト公演」(24時08分開演)が開催され、20歳以上のメンバーたちによるセクシーなパフォーマンスを披露。「誘惑のガーター」「Virgin love」「ジッパー」などSKE48以外の楽曲も交えながら昨年を上回る盛り上がりをみせていた。

 そして、前夜祭といえば6周年からサンシャインサカエ内で行われるようになった劇場以外での催し物がファンからも好評だ。

 例年ゴルフレッスンを行っていたゴルフバー・GOLUXE(ゴルックス)では、いろんなメンバーが駆けつける方式に変更。ワンコインチャレンジでドラコンやパットチャレンジなど多くの人が挑戦できる仕組みに変更し賑わいをみせた。

 そのほか、恒例となったコスプレメンバーたちによるドリンク販売も活況。TSUTAYA内特設ステージのトークイベントでは東海ラジオ、ぎふチャン、CBCラジオといったレギュラー番組を持つラジオ局とのコラボトークイベントも開催するなど、例年よりもさらに趣向を凝らした形で前夜祭を盛り上げた。

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 特に今年のイベントで印象深かったのはSKE48 CAFE&SHOP with AKB48で8周年記念イベントのある種オープニングとして行われた「真那会」だった。

 この「真那会」は1期生の大矢真那を幸せにするという接待イベントだというのだ。その割には画伯と呼び声高い大矢にお題に即した絵を描かせお客さんが当てるというゲームを始める。すると「ジバニャン」というお題で異変が。斉藤真木子が「あー無理」とその出来を表すれば「キモすぎて鳥肌立ってきた」と松村香織も続く。年末に紅白にも出ていたなどのヒントで見事正解者は出たものの、なんと大矢が千葉県のマスコットキャラクター「チーバ君」を描いたつもりだったということが判明。会場は驚きに包まれた。この後もカオスな絵当てゲームは続き、終盤に差し掛かると松村が「ここまでは余興です。こっからがメインイベントです」と一言。するとカフェ店員たちが歌詞カードを配り始める。大矢が好きな「となりのトトロ」のテーマ曲を合唱しようということらしい。しかも「となりのまさな」という替え歌にしての熱唱。異様な雰囲気に包まれた会場だったが、どこか多幸感にも満ちあふれていた。

 合唱終了後、もてなされた大矢は「盛り上がってくるファンの人がいてくれて本当に幸せで25年間生きてきてよかった」と過剰までの喜びをファンに伝えた。しかし、メンバーには「最後(歌いながら大矢の周りを)回るところスピード落ちてたよ」とまさかのダメ出しをし、ファンの度肝を抜いた。

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 個性的なメンバーたちが見せ場を作る周年記念イベント。年々定着してきたからこそ、今後も9周年、10周年に向けて名古屋・栄の街を盛り上げていってほしい。

取材・文・撮影/ヤスオ 写真提供/AKS(一部)

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