三カ国交流の様子を動画で紹介しています
和光小学校の異文化国際理解教育の取り組みである「日中韓三カ国交流」。
今年は和光小学校がホストとして、中国と韓国のお友だちを受け入れました。
4日間に渡り、様々な交流がもたれ、国籍や言葉を越えて、子どもと子どもがつながっていくようすをぜひ動画で御覧ください。
1日目
2日目
3日目
4日目
和光小学校の異文化国際理解教育の取り組みである「日中韓三カ国交流」。
今年は和光小学校がホストとして、中国と韓国のお友だちを受け入れました。
4日間に渡り、様々な交流がもたれ、国籍や言葉を越えて、子どもと子どもがつながっていくようすをぜひ動画で御覧ください。
1日目
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4日目
和光小学校の異文化国際理解教育の取り組みである日中韓三カ国交流の4日目の様子です。
この日はついに別れの日。体育館でお別れの会をしました。
各国代表の挨拶はどれも素晴らしかったです。
今回出会った子どもたちが、いつかきっと世界をリードし、再び手を取り合う日が来るでしょう。
言葉や国籍が違くてもつながることはできるのだと、子どもたちが教えてくれました。
和光小学校ではこれからも異文化国際理解を大切にしていきます。
和光小学校の異文化国際理解教育の取り組みである日中韓三カ国交流の3日目の様子です。
この日は中学年の子どもたちが中国と韓国の子どもたちとグループをつくり、様々な体験活動を行いました。
日中韓それぞれの教員が3ブースずつ用意し、子どもたちは半日かけてじっくり回りました。
・日本…わりばしでっぽう作り、アイスキャンディー作り、プラバンづくり
・中国…書道、コマ、伝統芸能
・韓国…サムルノリ、民族衣装、ユンノリ
言葉が通じなくともコミュニケーションをとる子どもたち。困っている子どもに、黙って手を差し出す様子を見かけました。言葉が言えなくても手を差し出すことはできるのだと、子どもたちから教えられました。
日中韓三カ国交流の2日目の様子です。
ホームステイ先での一晩を過ごし、少しリラックスしたようすでみんな登校してきました。この日は午前中に色々なクラスで一緒に授業を受けたり遊んだりして交流しました。午後には1年生から6年生まで体育館に集まり、全体での文化交流会を行いました。各国の文化紹介はとてもおもしろい内容でした。
4日間の三カ国交流も折り返しです。だんだんと別れが寂しくなってきますね。
本日の東京新聞朝刊に、和光小の三カ国交流の記事が載っています。
世田谷区にある和光小学校の「日中韓3カ国交流」が10周年を迎え、同校で7日、交流会などの催しが各学年で行われた。身ぶり手ぶりでコミュニケーションを取りながら、遊びや文化発表、食事を一緒に楽しんだ。和光小によると、3カ国の学校が長期間、交流している例は珍しいという。 (奥野斐)
子どもたちの交流は、和光小、韓国・ソウル近郊にあるミラルトゥレ学校、中国・杭州市の緑城育華小学の三校で、二〇〇七年度に始まった。子どもたちが直接ふれ合い、互いの文化への理解を深める狙い。
交代で引き受けるホスト国が、残り二国の子どもを三泊四日ほどのホームステイで受け入れ、学校行事に参加してもらう。今年のホスト国は日本。韓国からは十~十二歳の三十八人、中国は九~十一歳の二十二人が来日した。
五年生の交流会では、和光小の子どもたちが中国語の「ニーハオ」、韓国語の「アンニョンハセヨ」と、相手国の言葉を使って「こんにちは」のあいさつ。
「日本の漫画で好きなのは?」との質問に、中韓の子どもが通訳者を通じてドラえもんや妖怪ウォッチ、クレヨンしんちゃんなどの作品名を上げると、「おおー」と歓声が上がった。
三カ国が交じったグループで、カードゲームや手作りの輪投げ、卓球なども楽しんだ。子どもたちは簡単な英語を使ったり、やってみせたりして徐々に打ち解け、笑顔に。中国の子と卓球をした阿部真織香(まおか)さん(10)は「すごい強かった。もっと仲良くなって、いろいろ話せるようになりたい」。中国から来た呉冠霖(ウガンリン)君(11)は「日本の子は情熱的でおもしろかった」と通訳を介して話した。
和光小学校の異文化国際理解教育の取り組みである、日中韓三カ国交流が始まりました。その初日の様子を御覧ください。
いよいよ今日から三カ国交流が始まりました!
中国と韓国の提携校から、それぞれ約30名の子どもたちが和光小学校にやってきました。
和光小学校に到着したのは夕方だったので、すぐに歓迎の会を行い、ホームステイ先の家庭と合流しました。
ホームステイ先に向かう後ろ姿。お互いに緊張していて少し距離がありますね。これが最終日にどんな様子になっているか楽しみです。
今頃はお家で美味しいご飯を食べたり、自己紹介をしたりしているのでしょうか。明日は朝から和光小学校に登校し、一緒に学んだり遊んだりします。素敵な四日間になりますように。
最終日である3日目の様子を紹介します。
この日は和光小学校の日中韓三カ国交流の提携校である、ミラルドゥレ小学校へ参観に出かけました。
初めてミラルドゥレ小学校を訪れた先生も多かったため、まずは校舎をじっくりと案内してもらいました。
校舎見学のあとは、教室に入って授業見学をさせてもらいました。
算数の授業では、ミラルドゥレ小学校設立に当たり和光小学校から伝えられたタイルを用いた学習方法が取り入れられていました。
お昼には子どもたちと一緒に学校の給食をいただきました。
昼食が終わると「村の時間」。子どもたちが銀行員、警察、クレープ屋さんなど色々な役に分かれて活動します。学校の中だけで使える通貨があり、早速銀行で両替してもらいました。
ワッフル屋さん。上級生が下級生たちに優しく値段の説明や買いものの仕方を教えていました。異年齢との関わりを大切にすることも和光小学校と同じです。
活動の時間が終わると、一斉に教会へ。月に一回の「村の会議」がありました。先日の選挙で選出された村長さんがスピーチをしていました。他にも図書室の利用の仕方や校舎内を走らないでほしいこと、暴力をやめようという話があり、子どもたちの自治的な姿が見られました。
最後にはミラルドゥレ小学校の先生方と授業を振り返っての協議会を行いました。
「タイルを使って授業してみてどうですか?」
「あのときのあの質問は、どの立場の視点を想定していたのですか?」
「○○について、子どもたちの受け止めはどうですか?」
同じ教師同士、活発な議論がなされました。
これからのグローバルな社会を生きていく子どもたちに必要な力はどんな力でしょう。「英語のスキル」が「グローバル力」と必ずイコールになるとは和光小学校は考えていません。異なる文化をもつ人とつながる経験を積み重ねることが、これからのグローバル社会を生きる子どもたちの土台になっていくのではないでしょうか。子ども同士がつながる前に、両国の教師がつながれたことにとても意味があります。
今年は和光小学校の日中韓三カ国交流が始まって10周年の節目の年です。
今年のホスト国は日本なので、韓国や中国から沢山の子どもたちと先生が交流に訪れます。
その様子もこのブログで紹介していきます。
韓国学習旅行、2日目の様子を紹介します。
2日目はバスに乗って「ナヌムの家」を訪ねました。
ここには従軍慰安婦の資料館があり、元従軍慰安婦の方から直接話しを聞くことができました。
資料館には当時の様子を記した資料や写真が展示されていました。
ホームの中へ行くと、体調が芳しくない中、3名の証言者の方からお話を直接聞くことができました。
最後に、日本の小学生に伝えたいことはありますかと聞くと、「二度と戦争が起こらないよう、しっかり子どもに伝えてほしい」とお返事がありました。
従軍慰安婦については色々な意見があります。様々な立場や角度から意見を聞き、共に考えていくことを大切にしています。
和光小学校では日中韓の三カ国交流に取り組んでいます。3学期終業式が終わり、和光小学校と和光鶴川小学校の教師で韓国へ学習旅行に行きました。ここでは1日目の様子をお伝えします。
羽田空港から韓国の金浦空港へ。大韓航空で機内食をいただきながら、あっという間に到着しました。沖縄学習旅行のときと比べても早いなと感じました。韓国は本当に日本の隣国なのだなと改めて認識します。
入国手続きを終えてゲートをくぐると、現地のガイドさんが出迎えてくれました。
空港からはマイクロバスで移動します。
はじめに向かったのは戦争と女性の人権博物館です。
壁には元慰安婦に向けたメッセージカードが並びます。
内部は撮影禁止だったので写真は撮れませんでしたが、様々な証言や、戦後の取り組みの様子が紹介されていました。
博物館を出て、景福宮を観光しました。
日本の建物と似ていると感じる部分が多くありましたが、床暖房や装飾など韓国らしさを感じられる箇所も多くありました。
初日の夜は学習会です。宿泊していたホテルのレストランに、高麗大学の李先生を招き、日韓関係についてのお話を伺いました。
昔の写真や絵画など数多くの資料を見せてもらいながらお話を聞き、学びを深めることができました。
最後は美味しい韓国料理を味わいました。やはり本場韓国料理はとても辛いですね。
和光小学校では異文化国際理解教育に取り組んでいます。
この日は中国から小中学生が交流にやってきました。
言葉の壁をこえて、子どもたちは仲良くなれます。
如何に多言語をマスターし、使いこなすか、ということではなく、言葉や文化の違う人々と互いの文化を尊重し、つながっていける力。そんな力を育てていくことが、和光小学校の異文化国際理解教育です。
子どもたちの感想
やっぱり言葉が通じないと大変でした。言葉が通じないとうまく言いたいことが伝わらなくて、仲よくなれるか心配でした。でも言葉は伝わらなくても伝えたいことはうまく伝わって、いい交流ができたと思います。
最初遊びを教えるとき、きんちょうした。だって、言葉も通じない人にいきなり教えるんだもん。だけどちゃんと覚えてくれたし、仲よくなれたからうれしい。最後別れるのがつらくて、最後の最後まで一緒にいた。
最初は言葉がわからなくて、どうしようなかぁ…って困っていたら、中国の子がジェスチャーとか手の動きで教えてくれたよ。けん玉を教えたり、Sけんをやったりしたよ!また来てほしいなぁ。