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大隅さんが使った顕微鏡公開
10月08日 19時00分
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今年のノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった大隅良典さんが教授を務めた愛知県岡崎市にある基礎生物学研究所で大隅さんが使った顕微鏡などが一般に公開されました。
大隅さんの受賞が決まったのに合わせて基礎生物学研究所では急きょ、大隅さんのコーナーを設け、8日、1日かぎりで公開しました。
この中には大隅さんが実際に使っていた光学顕微鏡が展示されていて訪れた人達が次々に顕微鏡をのぞいていました。
また、受賞のきっかけとなった細胞の内部で不要なたんぱく質などを分解する「オートファジー」という仕組みを説明するブースもあり、研究所の職員が訪れた人に説明を行っていました。
助手として大隅さんを支えた研究所の鎌田芳彰助教は「ノーベル賞をきっかけに研究内容に興味を持ってもらえればうれしいです」と話していました。
15歳の男子中学生は「顕微鏡を間近で見て大隅さんを身近に感じることができました。科学者になりたいという夢がより一層強くなりました」と話していました。
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