慣れって恐ろしい…
ネズミを「過労」状態に置き続けるとどうなるか、という実験。
ネズミを10日間、毎日水槽で30分間泳がせることで、「働き続けるメカニズム」を検討
30分泳いだ後…↓
1日目はネズミはぐったり寝てしまい1時間ほど起きてこない
しかし、3日目頃から異変が。
そして10日目…
30分泳ぎ続けるという過酷な"労働"を終えたネズミは、寝ることもなく平然と動き始めた
これを記事の中では「スーパーネズミ」なんて呼んでいる。
決してタフになったのではなく、疲れてることに気付けなくなった。
脳の中にある「疲れの見張り番」と呼ばれる、危険な状態になることを防いで安全装置の働きをする部分が機能しなくなった
もちろん、知らず知らずのうちに疲労は溜まっていくわけで。人間も同じ。
疲れているのに疲労感を自覚できなくなることもある。いわば「疲労感なき疲労」
不安・抑うつなどの症状を引き起こす
「忙しいのにも慣れちゃったよ」などと言う人がいるが、慣れたと思っている時ほど、危険な状態と考えたほうがいい。
思い当たるって人は気をつけて…
慣れちゃいけない「長時間労働」は至る所に
国が就労環境について調査したもの。
1カ月間の残業時間が、労災認定の目安となり「過労死ライン」とされる80時間を超えた正社員がいる企業は22.7%
業種別にみると、最も高かったのは情報通信業で44.4%。研究や専門的な技術サービス企業が40.5%、運輸・郵便業が38.4%
仕事へのストレスも、みんなすごく溜まってる。
仕事や職業生活に関する強い不安・悩み・ストレスを感じる労働者の割合は50%を超えたまま
会社で「残業を減らそう」という目標が掲げられたとして、残業している人にネチネチ言うんじゃなくて、早く切り上げて帰ろうとする人を評価しないとダメなんだって。実際はそれどころか「残業してる奴は頑張ってる、早く帰る奴は空気読め」みたいな感じでしょ。だからいつまでたってもダメなんだよ。
「過労死ライン超えて働いてるけど全然平気!」って人も、「疲れセンサー」が故障してる可能性もあるので注意。
国も対応を急いでる。
特に、その中の「特別条項」というものについて。
【特別条項】特別の事情が生じた場合に上限を超えた残業をさせることができ、残業時間については制限が設けられていない
特別な事情があれば、無制限に残業をさせることができる、と法律で決まってしまっている。
「36協定」の運用を見直し、1ヶ月の残業時間に上限を設定する検討に入った
しかし、「それだけでは不十分」という声も。
勤務明けから次の出勤まで11時間は空けなければいけないなどとする『インターバル規制』も新設する必要がある
とはいえ、法律が変わるまでにはしばらくかかりそうです。
働いていて「これ、おかしいかも…?」と思ったら。
ネットで調べれば、たくさん相談できる機関が見つかります。
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