記事詳細
関学大がフィッシング被害…1466人分個人情報が漏洩 職員が不正サイトにアクセス
関西学院大(兵庫県西宮市)は7日、大学院理工学研究科の学生・修了生ら計1466人の氏名や住所、電話番号などの個人情報が漏洩(ろうえい)したと発表した。外部から送られたメールに記載されていた不正なフィッシングサイトに、職員が誤ってアクセスしたことが原因。これまでに情報を悪用された被害の報告は届いていないという。
関学大によると、漏洩したのは今年度の理工学研究科の学生と、平成18~25年度に同研究科修士課程に在籍していた学生の個人情報など。8月下旬までに複数の職員が、大学の正規なアドレスを装ったメールを受信。このうち、メールにURLが記載されていた偽装サイトにアクセスし、自身のIDやパスワードを入力した理工学部担当職員のパソコンから、個人情報のファイルが流出した形跡があるという。