蹴球探訪
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【大リーグ】バムガーナー完封 ジャイアンツが地区シリーズへ2016年10月7日 紙面から
◇ジャイアンツ3−0メッツ大リーグのポストシーズン(PS)は5日、ニューヨークでナ・リーグのワイルドカードゲームが行われ、ジャイアンツが3−0で地元のメッツを撃破。一発勝負を勝ち抜け、カブスとの地区シリーズ(5回戦制)に駒を進めた。大リーグの地区シリーズは6日にスタートし、ジ軍は7日に敵地シカゴで初戦を迎える。 伏兵の一振りが試合を決めた。0−0で迎えた9回1死一、二塁。ジャイアンツはPS初出場の8番ギラスピーが、メ軍守護神のファミリアの投じた内角高め96マイル(約155キロ)の直球を振り抜くと、打球は右翼フェンスを越えた。今季6本塁打だった男の一撃が値千金の3ランとなった。 静まり返る敵地・ニューヨークのファンを横目に、拳を高々と突き上げてダイヤモンドを一周したギラスピーは「ポストシーズンでチームの助けになる一打を打ちたいと思っていた。俺は本当にラッキーな男だ」と興奮を隠しきれない様子だった。 投げてはPSで無類の勝負強さを発揮するエース左腕バムガーナーが119球でメ軍打線を完封。2014年のWCゲームでも完封勝利を挙げてチームを世界一にまで導いた左腕は「ワクワクする試合だった。これからもチームメートと戦っていくだけだ」とクールな笑顔で早くも今後の戦いを見据えた。 2010年以降、偶数年には隔年で世界一に輝いているジ軍。2年ぶりの世界一に向けて、次はメジャー最高勝率を誇るカブスと対戦する。 (ニューヨーク穐村賢) PR情報
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