ニュース

建築家・光嶋裕介が自ら漉いた和紙に描く、『幻想都市風景』展

『Berlin』2016 ink on Japanese Paper 45cm×90cm ©Yusuke Koshima
『Berlin』2016 ink on Japanese Paper 45cm×90cm ©Yusuke Koshima

『光嶋裕介新作展 ~和紙に挑む~ 幻想都市風景』が9月20日から東京・外苑前のときの忘れもので開催される。

光嶋裕介は1979年生まれの建築家。これまでに内田樹の自宅兼道場「凱風館」の設計や、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの全国ツアー『WONDER FUTURE』の舞台デザインなどを手掛けている。2012年にはドローイング集『幻想都市風景』を刊行した。

同展では光嶋が福井に赴き自ら漉いたという、越前和紙を用いた新作ドローイング作品10点が公開される。光嶋はときの忘れもののブログで、「与えられた敷地をしっかりと考察した先に建築の設計がはじまるように、ドローイングにとって、紙を自分で漉くことには大きな意味があると私は考える」と述べている。

なお会期中の9月30日には、光嶋と作家・編集者の松家仁之によるギャラリートークも予定されている。予約が必要となるので、詳細はときの忘れもののオフィシャルサイトを確認しよう。

イベント情報

『光嶋裕介新作展 ~和紙に挑む~ 幻想都市風景』

2016年9月20日(火)~10月8日(土)
会場:東京都 外苑前 ときの忘れもの

時間:12:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料

『幻想都市風景2016-1』(部分) ©Yusuke Koshima
『幻想都市風景2016-1』(部分) ©Yusuke Koshima
『幻想都市風景2016-1』(部分) ©Yusuke Koshima
『幻想都市風景2016-1』(部分) ©Yusuke Koshima
画像を拡大する(3枚)

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

Got a minute ? 動画これだけは

映画『エヴォリューション』予告編(long ver.)

「少年と女性しか住んでいない島」という異色の舞台設定と、作品全体的に漂うどこか不穏な雰囲気が魅力の作品。子供のころ特有の豊かな想像力からくる恐怖が、幻想的で美しい映像とともにぶり返してくるような感覚に包まれます。各国の映画祭でも高い評価を獲得している期待の異色作です。(宮原)