京大 大倉教授「去年9月の噴火より規模大きいのでは」

阿蘇山の観測を行っている、京都大学の大倉敬宏教授は「阿蘇山では昨夜、噴火が発生して以降、火口直下の体に揺れを感じないような規模の小さな地震が増え、活動が活発化していた。また、今回の噴火に伴って観測された火山性微動の振幅の大きさを見ると、去年9月の噴火よりも大きく、噴火の規模も大きいのではないかと考える。きょう未明の噴火のあとも、阿蘇山では火山性微動の振幅が大きい状態が続いているため、同じような規模の噴火には引き続き警戒してほしい」と話しています。