かざして募金の返金はしないと言っていたソフトバンク、面倒な相手には返金していることが判明
腹BLACK 2016年10月6日
いつの間にスマホ料金に日本ユニセフ募金が含められていたとして多数の人が苦情を寄せた件について、返金に応じないと言っていたソフトバンクがごく一部の人に全額返金で対応していたことが分かった。
参考:【炎上】スマホ料金に勝手に日本ユニセフ募金が含められている。ソフトバンク利用者が続々と告発
これまでの流れ
(1)突然スマホ料金が高くなったので明細を見ると「日本ユニセフ協会への寄付」を発見
(2)身に覚えがないのでソフトバンクショップで尋ねると「かざして募金のアプリをインストールしないと募金はされないはず」という説明。アプリはインストールしていないので原因不明。
(3)その後、ソフトバンクが送ったメールから3タップで募金できることが判明
(4)ポケットやカバンに入れた際の誤操作が疑われるも、被害者多数で他の原因があるのではないかと囁かれる
現状では誤操作でタップしてしまい、募金が完了したという説が最も支持されているが、中には必ずロックする習慣なので「誤操作は考えられない」と言い張る人もちらほら。ソフトバンクショップの店員は当初、アプリ経由の募金しかありえないと誤った説明をしていたので今後も新情報が出て来る可能性はある。
さて、ここからが本題。ソフトバンクは返金対応しないと言ったにもかかわらず、実は強く抗議した人に対応していたことが分かった。
ここから2人の成功事例を紹介したい。
▼まずは1人目。8月の時点で2万円も募金していたことに気づく。
▼ソフトバンク側のひどい対応。結局は泣き寝入り
▼その後9月になってまた引き落とされていることが判明。これは怒って当然だ。
▼10月になってから電話で猛抗議したら「半額返金します」。さらに抗議を続けると全額返金になった。
▼しかし、頭にくる捨て台詞を吐くソフトバンク側。
こうして強めに抗議すると、当初は突っぱねられていたのに、半額を経て全額返金になることが分かった。ポイントは目標が全額返金ということを意識して絶対に諦めないこと。おそらく担当者は「基本的に返金はしないが、面倒な相手には半額を提示し、それでもダメなら全額返金で対応する」というマニュアルに沿って対応しているものと思われる。
▼続いて2人目の事例。なんと夫婦で募金したことになっていた。2人とも誤操作なんてあり得るだろうか?何かソフトバンク側のシステムエラーがあったのではないかと疑ってしまう。
▼当初は「返金できません」と対応されたものの、30分粘った結果、返金されることに。
ソフトバンクショップの店員対応がひどいことは言うまでもないが、この2つの事例は大変参考になる。返金を断られて諦めた人、これから返金を求める人は是非ともこの記事を店員に見せて「返金対応してますよね?どうして自分には返金してくれないんですか?違いを説明してください」と強く詰め寄ってほしい。
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