ボクシング 亀田和毅が国内試合復帰へ10月7日 17時09分

ＷＢＯ＝世界ボクシング機構のバンタム級の元チャンピオンで、これまで国内で試合ができない状態が続いていた亀田和毅選手が、今後は国内で試合ができる見通しとなりました。

これは亀田選手が今後所属することになった協栄ジムの金平桂一郎会長が７日都内で会見を開き、明らかにしたものです。

亀田選手は、かつて所属していたジムの会長などが２０１３年１２月に行われた兄の大毅さんの世界タイトルマッチが混乱した責任を問われて、ＪＢＣ＝日本ボクシングコミッションからライセンスを事実上はく奪されたことに伴い、ボクサーライセンスを失効し、国内で試合ができない状態が続いていましたが、今後は協栄ジムに所属し国内復帰を目指すということです。

協栄ジムは亀田選手のライセンスの再発行をＪＢＣに求める考えで、ＪＢＣはジムから届け出があれば再発行を認める方針だとしています。このため、現在、ＷＢＡ＝世界ボクシング協会のバンタム級４位で、２５歳の亀田選手は今後、国内で試合ができる見通しとなりました。金平会長は「ライセンスの速やかな発行を望んでいる。国内での試合がなるべく早く実現できるようにしたい」と話していました。