さて、もうゴルフの話題も飽きてきたでしょう
今日は、前回に続き知っておきたいワインの基本についてお送りします
<まずは色による分類>
スタンダードなシャンパンは、通常、黒葡萄:白葡萄=7:3の割合で造られますが
これらのブレンド方法と製造方法の違いで複雑な香味を醸し出すと共に
以下のように、白からロゼまで仕上がり方が変わります。
Blanc de Blancs
ブラン・ド・ブラン 白葡萄であるシャルドネだけから造られたもの。
Blanc de Noir
ブラン・ド・ノワール 黒葡萄であるピノ・ノワールとピノ・ムニエだけで造られたもの。
Rose
ロゼ 通常のロゼは醸造段階で黒葡萄の果皮を漬け込んで造ることを
義務づけられていますがシャンパンだけは、出来あがった白ワインに
赤ワインをブレンドしてロゼにすることが認められています。
皆さんもシャルドネやピノ・ノワール
あるいはロゼという言葉は聞いたことがあると思いますが・・・
<そしてグレードによる分類>
シャンパンはまた、グレードにより、「ノン・ビンテージ・シャンパン」
「ビンテー ジ・シャンパン」、「プレステージュ・シャンパン」の
3通りに分類されます。
NV(Non Vintage)
ノン・ビンテージ 様々な畑やビンテージの葡萄をブレンドして
醸造されたものでシャンパンの全生産量の80%を占めています。
Vintage
ビンテージ 葡萄の出来が良い年に収穫された葡萄だけを
使って醸造されたものでノン・ビンテージの上に位置されています。
Prestige
プレスティージ ビンテージ・シャンパンの中でも極上の葡萄だけで
醸造されたものでシャンパーニュ・ハウス各社の最高級品に位置されています。
ビンテージいう言葉は他の事でも使いますよね
また、プレスティージというゴルフ場がありますが
値段が高い理由がやっと判明しました!!
ハイ、おおまかこんなところを知っていれば、
彼女、彼氏とのデートでもなんとかなります。
しかし、せっかくですからもうすこし突っ込んでみましょう
皆さんは、シャンパンとスパークリングワインの違い分かりますか?
一般的に定義されていることといえば
シャンパンはある条件を満たさなければシャンパンと名乗ることはできません。
まずはシャンパーニュ地方で造られたスパークリングワインであることです。
そして、特定の品種を用いて、シャンパーニュ製法と呼ばれる伝統的な製法で造られ、
アルコール度数11%以上のスパークリングワインがシャンパンと名乗る事ができます。
これは「ワインの法律に規定された条件」だそうです。
(私も、この法律は知りませんでした)
また、シャンパンはラベルに必ず「Champagne」と表記しなければいけないので、
ラベルを見れば「シャンパン」か「スパークリングワイン」かが分かります。
これはわかり易いので、運ばれてきたらジーッと見てくださいね
よくスパークリングワインのラベルに「BRUT(ブリュット)」
という表記を見ると思いますが、
これは「辛口」という意味なので、
シャンパンとスパークリングワインの見極めにはなりません。
このBRUTというのは前回も出てきましたね
では、スパークリングワインとは
スパークリングワインとは「発泡性ワインの総称」です。
ということは、シャンパンは「スパークリングワイン」のうちの
ひとつのカテゴリーということです。
スパークリングワインは各国で様々なスタイルがあり、
色んな呼称で呼ばれています。
以下に、シャンパンと同じ製法を用いている
代表的なスパークリングワインを3つご紹介します
<クレマン>
クレマンはフランスのシャンパーニュ以外の地域で、
シャンパンと同様のシャンパーニュ方式(瓶内2次発酵)で
造られたスパークリングワインです。
クレマンは、上質なスパークリングワインでありながら、
ブランド物のシャンパンよりも手頃な価格である場合がほとんどです。
これがグレマンです
(出典:www.izumitrading.co.jp)
<カヴァ>
カヴァはスペインのカタルーニャ地方で造られる
シャンパーニュ方式のスパークリングワインです。
また、シャルドネとピノ・ノワールも認められています。
シャンパンであれば5000円以上はするところ、
カヴァは1000円代で楽しめるためコストパフォーマンスが高い
スパークリングワインとして非常に人気です。
安いので、私はもっぱらこれが多いですね・・
<フランチャコルタ>
フランチャコルタは、イタリアのフランチャコルタ地方で造られる
シャンパーニュ方式のスパークリングワインです。
ピノ・ビアンコ、シャルドネ、ピノ・ネーロが主要品種です。
私も、たまーに飲みます
イタリアが誇るスパークリングでもあり、
カヴァと比較すると価格もそれなりにするものが多いようです。
<まとめ>
さてここまできました、
どうですか
シャンパンとスパークリングワインの違いが分かったでしょうか?
シャンパンとは
@フランスのシャンパーニュ地方で生産されるということ。
A特定の地域、品種(黒ぶどうのピノ・ノワール、ピノ・ムニエ白ぶどうのシャルドネ)
のブドウだけを使ったもの。
B特定の製法(Methode Champenoise瓶内での酵母の二次発酵)を用いたもの。
で代表的なシャンパンはというといくつかありますがひとつだけ・・
モエ・エ・シャンドン アンペリアル
(出典:liquor.b-smile.jp)
ではスパークリングワインとは?
@発泡性ワインの総称で、二酸化炭素による泡を特徴とし
含まれる二酸化炭素の量(泡の量)に応じて弱発泡性ワインと強発泡性ワイン
(通常の発泡性ワイン)に分けられます。
A人工的に炭酸ガスを封じ込めたもの。
Bタンクで密閉発酵した後に、ガスが抜けないように濾過機をとおして
瓶詰めしたものと纒められます。
ハイ、お疲れさんでした・・
私もソムリエの資格を持つ長男の嫁ほど詳しくないので
恥をかかないように徹底的にいろいろと調べ上げました
だから、出典はゴチャゴチャで
実は、私も皆さんと一緒に勉強しています
ところで皆さん私と一杯、やっていきませんか?
(出典;lifeis1ce.exblog.jp)
秋の夜長は美味しいワインと楽しい会話で過ごしましょう!!
人生は一度きりです・・・
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