検索結果削除求めグーグル提訴

社名入力で「詐欺」と表示

 インターネット検索サイト「グーグル」で自社名を検索すると「詐欺」などと表示され名誉が傷つけられるとして、東京都港区のインターネット関連会社が検索結果242件の削除を求め、東京地裁に提訴していたことが分かった。第1回口頭弁論が7日開かれ、グーグル側は請求棄却を求めた。

 訴状によると、社名や社長の名前を検索画面に入力すると、「詐欺師」「だまされた」との結果が表示され、社会的評価が低下するとしている。

 グーグルは取材に「本訴に伴い行った調査では、国民生活センターに、原告に対して複数の苦情が寄せられていることが判明している。引き続き裁判で争う」としている。

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