月刊誌「祖国と青年」
昭和45年11月の創刊号発刊より、400号を数えることとなりました。季刊より始まり隔月刊を経て、月刊となり今日に至っております。私共は、憲法を頂点とする戦後体制の問題克服をめざし、皇室・防衛・教育などの諸課題について、弊誌を通じて日本の伝統・文化に基づきながら新たな時代を切り拓くべく提言を発信しております。
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バックナンバー論文
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創刊号の言葉
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「祖国と青年」の論文から生まれた書籍
「祖国と青年」3つの特徴
1、伝統に基づく日本の国柄を求めて
皇室を中心とした日本の国柄について提唱します。また、天皇皇后両陛下の御製・御歌やお言葉、また地方行幸の模様や外国御訪問等や日々の宮中祭祀等、一般の皇室報道ではなかなか伝えられない日々のお務めを詳しく伝えます。
2、國の英霊のこころを青少年に伝えます
先の大東亜戦争において、わが国を守るために戦われた英霊を慰霊顕彰し、英霊の遺志を胸に戦後日本の再建に尽くしてこられた先人の心を、次代を担う青少年に伝えます。
3、真正保守の理念に基づく国家構想を提唱します
歴史と伝統と文化に立って日本を再建するため、憲法・教育・外交をはじめとした国家の重要課題に切り込みます。
主な連載
1、巻頭時評
国防・外交の問題点を鋭く指摘
吉原恒雄(元拓殖大学教授)
2、教育再生
名物校長による教育再生の提言
小川義男(狭山ヶ丘高等学校長)
3、先哲に学ぶ行動哲学
本会理事長の多久善郎による新連載。
青年として如何に生きるのか、とのテーマの下に陽明学入門 講座を行います。
4、甦る歴史のいのち
先人の感動的な生き様、姿を今に伝えます
占部賢志(現中村学園大学教授・元福岡県立高校教諭)
『祖国と青年』創刊号より
『祖国と青年』というタイトルは大いに論議の的となった。『悠久なる祖国の中にあって青年はいかに生きるか』の問いは歴史が青年に常に問う所であり、それに答えようとする姿勢の中に歴史の青年の姿はあった。(中略)
青年には青年の独自の生き方があると云うよりも、祖国との関係中において始めて青年の生き方が存在するのであり、そこに青年の意義と役割は始めて発揮される。祖国との関係の中に青年の生き方を見い出すことを忘れた現代青年、この時期に『祖国と青年』を敢えて世に送ることは有意義であると云う確信のもとに、このタイトルは生まれた。(中略)
この書の積み重ねが我々の運動の歴史となりその歴史の重みがこの書を『革新の書』となしてくれることを祈る次第である。
『祖国と青年』から生まれた書籍
「明治天皇と日露戦争―世界を感動せしめた日本武士道」共著/入江隆則・占部賢志・加瀬英明・小堀桂一郎・ 小柳陽太郎・高山亨・名越二荒之助 明成社刊
敵を敬い慰霊を欠かさなかった明治の気風、明治天皇御製と呼応する「山桜集」兵士の歌、世界史における日露戦争の意義等、その拠り所となった「明治の精神」を柱にした論考集。
「名物校長の教育論―教育の再生がなければ、日本はつぶれる」小川義男著)狭山ヶ丘高校校長)
明成社刊
今日の教育の荒廃は、教育理念の誤りに端を発している。子供達に本物の教育を!進学率を飛躍的に向上させた名物校長ならではの名言が光る。
「抹殺された大東亜戦争」勝岡寛次著(明星大学戦後教育史研究センター)
明成社刊
米軍占領下の検閲が歪めたもの占領直後から敷かれた検閲体制による厳格な情報操作。その内容は、連合国・東京裁判批判を封じるだけでなく日露戦争や明治維新をも否定するものだった。日本人が"忘れさせられた"歴史とは。
「日本の心に目覚める五つの話―」松浦光修著(皇學館大學教授)
明成社刊
日本人としてどうしても知っておくべき五話を収載。@神さまの国―神話・天皇・神宮 Aよみがえる山陵―神武天皇陵の歴史 B七たび生きる―楠公精神の歴史 C祈りの力−孝明天皇と吉田松陰 D維新のかたち―五箇条のご誓文
「靖國のこえに耳を澄ませて―戦歿学徒17人の肖像」打越和子著(ジャーナリスト・元本誌編集長)
明成社刊
若くして散っていった彼らが示した「生きるということ」。靖國神社に納められた遺書や遺族への取材を通して、戦歿学徒の生き方を丹念に描き出した鎮魂の書。
「米ソのアジア戦略と大東亜戦争」椛島有三著(日本協議会会長・日本会議事務総長)
明成社刊
日本はなぜ、戦わざるをえなかったのか。昭和天皇のご見解にみる戦争の原因、米ソ両大国はいかに日本を圧迫し、戦争へと追い込んでいったのか。敗戦によって覆い隠された事実を掘り起こし、大東亜戦争の真相に迫る。小野田寛郎氏推薦「私は本書に全く同感であり、賛辞を呈したい!」
「歴史の『いのち』―時空を超えて甦る日本人の物語」
「続 歴史の『いのち』―公に生きた日本人の面影」
占部賢志著(現中村学園大学教授・元福岡県立高校教諭)出版:モラロジー研究所
幕末から近現代史の史実をもとに、みずからの「こころざし」に生きた日本人を描く珠玉の書。正・続の二巻。
バックナンバー論文
平成22年11月号 「尖閣を守れ」沖縄県民集会に参加して
平成19年12月号 沖縄戦集団自決は、かくして「軍命令」にされた
平成18年04月号 「万世一系」は神話に繋がる系譜 皇室と国民の美しい絆を守るために
平成18年04月号 明治憲法と皇室典範ー正しい憲法のあり方
平成11年11月号 二十一世紀の世界の展望、日本の使命、そして沖縄
平成09年06月号 西村議員、かくて上陸に成功す
平成05年06月号 天皇陛下の「祈りの旅」
平成04年04月号 皇室と沖縄文化
昭和62年09月号 沖縄行幸のつつながきを祈りて
昭和61年06月号 よみがえる感激