今回は、昔の話だ。
ふと思い出した・・・妹のことでも書こうか。
オレには、妹が居た。
居る、じゃなくて、居た。
過去形である。
オレが19歳の時に、13歳で病気で死んでしまったのだ。
どこに出しても恥ずかしくない、可愛い妹・・・。
少しヤンチャ、だけど、すっごく可愛いかった。
家に居る時は、いつも一緒に遊んでた。
どこに行くのも一緒だ。
友達も皆、言ってたな。
アキラの妹、すごい可愛いやん!
オレが受験勉強とかやってる時は、邪魔にならないように、オレの隣に座ってジッとおとなしくしてた。
寝る時だって、一緒に寝てたし・・・。
風呂だって、一緒に入ってたな・・・。
えっ?風呂も?
って声が出そうなんで、誤解される前に書いておこうかな・・・
続き~
妹の名前は、マリ。
ちょっとアレな感じな名前かもだけど、アキラ君ちのマリ、って言えば、ご近所では有名だった。
箱入り娘!
あの兄が付いてたら、オオカミも近づけない!
あの兄は異常・・・
等々、いろいろ言われてた。
良いんだよ!
オレの妹なんだから!
妹は、オレが守る!
本気で思ってたからね。
ここまで読んでくれたくれた人、
どんだけ妹が可愛いんだよ!?
って思うかもだけど。
写真、有ったから公開しよ・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
これが、オレの妹だ!
犬なのだ。
いや、騙すつもりとか全然、無かったからね。
ホントに、妹って言ってたし・・・。
こんな兄妹を想像されたかもしれないけど・・・
誤解させてたら、すいません!
いつごろからマリの事を妹って思うようになったのか、覚えてないけど、気が付いたら妹って感覚だったな。
母親なんかも言ってたし・・・
マリ~!「兄ちゃん」に散歩連れてってお願いして♪
自分は散歩に連れて行かないくせに、こういうのは上手い。
で、こう言われると、マリが走ってオレの足元に来るんだよなぁ。
雨の日も風の日も散歩に行ったな。
散歩は、父かオレの役目だ。
いつも、オレの部屋で、オレの膝の上に乗ってたマリだけど、エサの時間だけは、母親の方へ飛んでいくんだよな。
マリ~!ご飯よ~!
なんて声が聞こえると、オレが止めても、走って母親の方へ・・・。
必死で引き止めるオレを振り切って、母の持つエサ皿へ。
母の話だと、
犬はエサをくれる人が一番好きなんやから!
アンタがいくら可愛がっても、
最後は、私のとこに来るのよ♪
・・・・・・
まぁ、良いんだけどね。家族だから。
犬とか猫とか飼ってる人は、よく言うでしょ。
家族の一員!って。
ホントだよね。ホントに家族なんだよなぁ。
マリが病気になって病院に連れて行ったとき、母親、号泣だもんな。
オレもシクシク泣いたけど。
この時、父が母に言った言葉、思い出した・・・・。
俺が寝込んでも泣かないくせに・・・(笑)
ちょうど、大学の夏休みで帰省してる時に、マリは13年の生涯を閉じたんだけど、あれだな・・・オレ、この時、10kg痩せたからなぁ。夏休みの間に10kg・・・。
なんだか、ショックでメシが喉を通らなかった。当時57kgぐらいだったけど、48kgまで落ちたしなぁ。今は70kg近いけどな!
母親も父親もゲッソリと痩せてしまった。父親なんか、元々が細いのに、ますます細くなっちゃうし。
また犬か猫を飼いたいって気持ちはあるんだけど、やっぱり、死んじゃった時の事を思うと、飼えないんだよな。
あの時のショックというか、悲しい気持ちは、もう味わいたくないし。
でも、ペットは可愛いし・・・。
前にも何かで書いたと思うけど、オレ、一人っ子ですから。
オススメのワンちゃん動画~
次回の予定~
自分のことを何て呼ぶか・・・
新聞のコラムから考えてみた。