平成22年9月の尖閣事件のあとに一気に高まった中国との緊張関係を、尖閣諸島を行政区に抱える石垣の人々はどのように受け止めているのかを調査するため、平成23年6月、文化会議有志メンバーは石垣島に赴き島民1229軒への戸別訪問を行いました。
また、尖閣事件の真相や中国の国家戦略についての講演会を大学内で開催し、一色正春氏(元海上保安官・sengoku38)や西村眞吾氏、坂東忠信氏(元通訳捜査官)、関岡英之氏(ノンフィクション作家)などをお招きしました。
昭和20年3月下旬から6月23日まで沖縄を戦場とする沖縄戦が繰り広げられました。
牛島満中将や太田実中将の指揮の下、日本軍が死力を尽くして戦ったのみならず、中高生の男女学徒たちも果敢に戦いました。日本を守るため、家族を守るため、多くの方々が懸命に戦ったからこそ、今日の我が国があるのです。
私たちは、沖縄戦で亡くなられた全ての方々を慰霊するため、毎年夏に慰霊巡拝を行っています。
また沖縄戦終結後、沖縄戦戦歿者の慰霊に力を尽くされた金城和信氏の関係者や牛島中将の奥様、作家の山岡荘八氏らが呼びかけ人となってはじめられた「殉国沖縄学徒顕彰祭」を、本年も斎行いたします。
殉国沖縄学徒顕彰祭
◆と き:平成24年6月23日(土) 15時 (14時30分受付開始)
◆ところ:靖国神社 (受付は参集殿)
◆玉串料:学生 1,000円 一般 3,000円
◆事務局:首都圏学生文化会議
沖縄戦慰霊巡拝合宿
◆と き:平成24年9月1日(土)〜4日(火)
◆ところ:沖縄県糸満市
◆参加費:未定
◆内 容:沖縄戦激戦地の慰霊巡拝、沖縄戦体験者などの講話
平成19年からはじまった、女子学生による皇居勤労奉仕団「たちばな奉仕団」です。
昨年は首都圏(國學院大學、立教大学、聖心女子大学)と九州(九州女子大学、福岡教育大学、筑紫女学園大学、佐賀大学)から女子学生があつまりました。
両陛下のご会釈の際には、両陛下に団員の大学名を申し上げます。両陛下からは「各地からありがとう」「充実した学生生活を送られることを願っています」とのお言葉を賜りました!
第6回たちばな奉仕団
◆と き:平成24年9月9日(日)〜14日(金) ※皇居での奉仕は10日〜13日です
◆ところ:代々木オリンピックセンター
◆参加費:2万円(宿泊、食事、交通費等)
天皇陛下のご即位20年を迎えるにあたり、日本全国で繰り広げられた皇室と国民のドラマを大学生が取材し、執筆した一冊。
テレビでは報じられていないエピソードもたくさんあります!
第一章 被災地ご訪問
高齢者も島に戻れた (東京都・三宅島)
島鷹太鼓の響きよ、永遠に (福岡県・玄界島)
「心の復興」五年の軌跡 (北海道・奥尻島)
へりで救出された千二百頭の牛 (新潟県・旧山古志村)
両陛下からの「宝物」を胸に (兵庫県)
第二章 福祉に寄せられる御心
ハンセン病患者の手を優しく包み込まれて (岡山県・長島愛育園)
だんじょかれよしの歌声の響 (沖縄県・沖縄愛楽園)
福祉に携わる人々に勇気と自信をお与えになられて (東京都)
第三章 苦難の歴史に光を
クロマツの森に甦った誇り (北海道・襟裳岬)
くり返しくり返し思ひかけて (沖縄県・摩文仁)
奄美群島の新しい朝 (鹿児島県・奄美大島)
「かの日」の三文字に込められた開拓団の歴史 (栃木県・千振開拓地)
サイパンにこだました「バンザイ」の声 (サイパン島)
天皇陛下御即位20年記念出版!
天皇陛下のご即位20年を記念して、大学生たちが所属大学で奉祝行事を開催しました。
日本を愛してやまない講師陣が次代を担う若者に心をこめて語った珠玉の講演録です。
●和歌に宿る魂の力〜濃密な心の交流の世界 岡野弘彦 様々な危機を抱える今日の日本/地球の生命の最も根源にまで御心を/受け継がれる御心/古代の言葉に込められた感情−「こをろこをろに…」/密度の濃い心の交流をもたらす言葉/全生涯をかけて魂を深める
●愛する日本の学生たちに伝えたいこと 金美齢
大学生活という素晴らしい時間/人類の膨大な知的遺産/なぜ、選ばれる人にならないか/読書家の太田光/セーフティーネットのない人生/菊の御紋章のパスポート
●「自分づくり」から始める日本再生 高橋史朗
幸福度と「絆」の関係/家庭生活から消えたもの/夢とは、今に全
力を尽くすこと/アメリカでの絶望体験/忘れ去られた「不易の価値」
/そっぽを向かれる「歴史を知らない」日本の若者/天皇と国民の絆
●心を尽くす生き方〜日本の国柄を理解するために 畠山圭一
なぜ、難民を救うのか/人間の尊厳とは/「平和」の考え方/突然、
歴史が語り始める/永遠の生命へのまなざし/日本人の人生観が生み出
した国柄/敗戦時にも披瀝された日本文明の使命/新時代の学生の使命
とは/日本文明の大いなる使命
●みはしのさくら ちらぬその間に 松浦光修
「我が御心すがすがし」という境地/「仁者に敵なし」/今上陛下の“戦い”/私たちの使命
●皇室を戴く日本の国柄 竹田恒泰
憲法の中の天皇/天皇がいなければ日本は成り立たない/常に国民の幸を祈る皇室/パフォーマンスでつながる王室と国民の絆
・あとがき 全日本学生文化会議
平成21年3月、文化会議の学生有志が取り組んだ与那国調査では、国境の島・与那国が直面する知られざる実態がわかった。
人口減少・不審船の出没、外国人参政権等々、迫りくる困難に、島民は如何に立ち向かおうとしているのか!?
<自衛隊部隊の駐留を求める町議会>
崎原孫吉(前与那国町議会議長) 糸数健一(与那国町議員)
・中国の脅威に備え、島の経済を再建するための最良の選択だ
<苦境に立つ漁業の現場>
上地常夫(前与那国漁業協同組合組合長)
・減り続ける島の人口、育たぬ後継者。それでも育った島が一番いい。
<与那国は必ず変わる!>
金城信浩(与那国防衛協会会長)
・戦争、軍隊への強いアレルギーを持つ沖縄。しかし状況は着実に
前進している。
<日本最西端・与那国島取材レポート>
三荻祥(「大学の使命」編集長)
・国境の島の人々に国土防衛の気概を見た!
・天皇皇后両陛下の行幸啓を待ち望む与那国の人々
・琉球王朝の支配以前に起源を持つ与那国独自の伝統行事―マチリ(邑祭)
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