“すっぴん”でも化粧顔に見える テレビ会議システム開発
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在宅勤務の女性が会社のテレビ会議に出る際に、素顔のままでもモニター上には化粧をしたような顔が映し出されるシステムを大手化粧品メーカーが開発しました。
このテレビ会議システムは、資生堂が大手IT企業の日本マイクロソフトと協力して開発しました。システムを使うと、会社と自宅などをインターネットで結んで会議を行う際、素顔でも会社側のモニター上には口紅などの化粧をした顔を映し出すことができます。ナチュラルメークやことしはやりのメークなど4つのパターンから選べ、血色よく見せたり、毛穴や目のくまを自動的にぼかしたりする調整も可能だということです。
社員の8割を女性が占めるこの化粧品会社では、およそ50人が在宅勤務をしていますが、テレビ会議に出るたびに化粧をするのを負担だという声が多く寄せられたため、開発に踏み切ったということです。
システムを開発した化粧品会社の片岡まり・クリエーティブ企画室長は「多様な働き方の一つとして在宅勤務を支えるために開発した。自宅にいて育児や介護をしながらでも、生き生きと働ける社会にしていきたい」と話しています。
自宅など場所や時間にとらわれず仕事をするやり方は「テレワーク」と呼ばれ、働き方改革の一環として導入する企業が増えていて、この化粧品会社では、将来的にはシステムの販売も検討しているということです。また、このシステムはさまざまな化粧を試すことができ、化粧の楽しみを知ってもらうきっかけになるとして、化粧品の売り上げの減少は心配していないとしています。
社員の8割を女性が占めるこの化粧品会社では、およそ50人が在宅勤務をしていますが、テレビ会議に出るたびに化粧をするのを負担だという声が多く寄せられたため、開発に踏み切ったということです。
システムを開発した化粧品会社の片岡まり・クリエーティブ企画室長は「多様な働き方の一つとして在宅勤務を支えるために開発した。自宅にいて育児や介護をしながらでも、生き生きと働ける社会にしていきたい」と話しています。
自宅など場所や時間にとらわれず仕事をするやり方は「テレワーク」と呼ばれ、働き方改革の一環として導入する企業が増えていて、この化粧品会社では、将来的にはシステムの販売も検討しているということです。また、このシステムはさまざまな化粧を試すことができ、化粧の楽しみを知ってもらうきっかけになるとして、化粧品の売り上げの減少は心配していないとしています。