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「成年後見人」を着服で逮捕
10月07日 09時57分
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愛知県豊橋市で法律事務所を開業する弁護士が、成年後見人として管理していた銀行などの口座から、1800万円余りを着服したとして、業務上横領の疑いで名古屋地検特捜部に逮捕されました。
逮捕されたのは豊橋市で法律事務所を開業する弁護士の渡辺直樹容疑者(59)です。
名古屋地検特捜部は、6日午後、渡辺弁護士の事務所や自宅などを捜索しました。
特捜部によりますと、渡辺弁護士は名古屋家庭裁判所豊橋支部から選任を受け、3年前から愛知県の70代の男性の成年後見人として、財産を管理していましたが、去年7月までの2年間にわたって男性の銀行や信用金庫の口座から計1800万円余りを着服した業務上横領の疑いがあるということです。
特捜部は認否を明らかにしていません。
特捜部は、ことし7月、家庭裁判所から告発を受け、調べを進めていました。
渡辺弁護士は着服した金の一部を、自分名義の個人口座に振り込んでいたということで、特捜部は金の使い道のほか、家庭裁判所への報告に不自然な点がなかったかなどを調べることにしています。
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