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刀工「村正」の企画展
10月07日 10時31分
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現在の三重県桑名市で活躍した刀工、「村正」が作った刀を集めた企画展が桑名市博物館で開かれています。
室町時代から江戸初期にかけて桑名で活躍した「村正」の作った刀は切れ味の素晴らしさから真田幸村など多くの武将が愛用したほか、徳川家康の父親や息子の命を奪ったと伝えられ、「妖刀」とも言われています。
村正が作った刀や桑名にゆかりのある刀工たちが作った刀など、約40振りを集めた企画展が桑名市博物館で開かれています。
このうち、幕末の戊辰戦争で新政府軍を率いた有栖川宮熾仁親王の所有していたとされる村正の刀は徳川家を倒すために持っていたとも考えられるということです。
家康みずからが所有していたと伝わる村正も展示されていて、ほかの村正とは違い、刀についている模様が華やかな印象を受けます。
訪れた男性は「あまりの美しさに引き込まれるような印象を受けました」と話していました。
この企画展は10月16日まで開かれています。
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