官房長官 再来年の「明治150年」へ施策検討

官房長官 再来年の「明治150年」へ施策検討
菅官房長官は閣僚懇談会で、明治元年から再来年の平成30年で150年を迎えることについて、「明治の精神や日本の強みを再認識することは極めて重要だ」と述べ、各地でのイベントへの支援などを検討する考えを示し、関係閣僚に協力を求めました。
菅官房長官は閣議のあとの閣僚懇談会で、「再来年は明治元年から150年を迎え、わが国にとっても一つの大きな節目だ。明治の精神や日本の強みを再認識することは極めて重要であり、明治以降の歩みを次世代に残すことが大事だ」と述べました。そのうえで、菅官房長官は、関係省庁による連絡会議を設置し、明治時代の資料の収集や保存、各地でのイベントへの支援など関連施策を検討する考えを示し、関係閣僚に協力を求めました。

菅官房長官は記者会見で、「関係各省庁において、各界からのご意見を踏まえながら明治150年の関連施策の基本的な考え方というものをつくりあげていきたい」と述べました。政府は今月11日付けで、内閣官房に「明治150年関連施策推進室」を設置し、準備を進めることにしています。