26%がアルファベットすら分からない。あまりにも低すぎるワーキングホリデー参加者の英語力

出典:ワーキングホリデー協会 データ作成:サウスピーク

出典:ワーキングホリデー協会 データ作成:サウスピーク

ワーキングホリデー協会による「ワーキングホリデー渡航前の英語力」というアンケートを調べたところ、ワーキングホリデー参加者の英語力があまりにも低いという実態が明らかになりました。

ワーキングホリデー参加者の英語力と望ましい最低限の英語力について書いていますので、ワーキングホリデー希望者は参考にしてください。

英語が伝わらず苦労したという人は全体の83%

ワーキングホリデー協会出典

ワーキングホリデー協会出典

ワーキングホリデーを利用した人のアンケートでは、現地に行ってから「英語が伝わらず、苦労した」と回答した人が実に83%もいます。

英語が「できずに働きたい場所で働けなかった」、「友人があまりできなかった」というのもワーキングホリデー体験者からよく聞く後悔です。充実したワーキングホリデーを行うためには英語の事前準備が大切だと言えるでしょう。

なんと26%の人がアルファベットすら理解していない。低すぎるワーホリ参加者の英語力

実際にワーキングホリデーに参加する人はどのような英語力でワーキングホリデーをスタートさせているのでしょうか?

alphabetというアンケートを実施いたしました。下記はその結果ですので、一度ご覧ください。

  • アルファベットが全て言える 74%
  • be動詞を使った文章が作れる 73%
  • 簡単な自己紹介ができる 77%
  • 関係代名詞などを使った文章を作れる 44%
  • 英語で道を聞ける、教えられる 39%
  • 外国人と問題なく意思疎通できる 13%
  • 英語の新聞を問題なく読める 1%
  • 洋画を字幕なしで理解できる 2%

ワーキングホリデー協会出典

驚くのはアルファベットが全て言えないという人が26%もいることです。海外で生活をする上では「外国人と意思疎通ができる」、もしくは最低でも「英語で道を聞ける」くらいの英語力は欲しいので、ほとんどの人が英語力が足りていないことがわかる数字です。

「英語でなにができないか」という逆の数字でグラフを作成しました。

出典:ワーキングホリデー協会 作成:サウスピーク

出典:ワーキングホリデー協会
作成:サウスピーク

海外で生活をする最低ラインの英語力を「英語で道が聞ける」こととすると61%もの人がその水準すら達成せずにワーキングホリデーをスタートさせています。また、望ましい水準である「外国人と意思疎通ができる」に至っては87%の人が到達していません。

この調査の結果からわかるように、ワーキングホリデー中に英語が通じずに困った経験をしている人が多い理由は、そもそも英語力が不足している状態でワーキングホリデーをスタートさせていることが原因だと思われます。

ワーキングホリデー前にどのくらいの英語力を身につければよいか?

ワーホリ前にサウスピークに留学したRyujiさん

ワーホリ前にサウスピークに留学したRyujiさん

ワーホリ前にサウスピークに留学したRyujiさんはTOEIC780点まで英語力を高めました。彼は英語力を活かしてオーストラリアのホテルで採用されました。

ワーキングホリデーで生活するために必要な英語力はいろいろな考え方がありますが、「英語で道を聞けるくらいのレベル」くらいは最低限必要ではないでしょうか。

それ以下の英語力では、生活に支障をきたしたり、せっかくのワーホリのチャンスを無駄にしてしまうことが容易に予測できます。英語で自己紹介ができない人、アルファベットがわからない人、be動詞がわからない人はまず、「英語で道が聞ける」くらいの英語力を目指しましょう。

もちろん、「英語で道が聞ける」レベルの英語力は十分な英語力とは言えませんので、すでにその水準は到達している方は、「外国人と意思疎通ができる」英語力を目指しましょう。

また当然ながら、英語力によってワーキングホリデーで働ける仕事内容は変わります。「英語で道が聞ける」レベル以下の場合は当然ながら、現地のローカル企業で英語を使って働くのはかなり難しいでしょう。簡単な「日常英会話」に支障がない英語力に到達して初めて、現地のローカル企業で働ける英語力になります。

英語力を身につけるのに必要な学習時間の目安

では、ワーキングホリデーに必要な英語力を身につけるにはどのくらいの学習時間が必要でしょうか。

1. 全く英語ができない人の場合が簡単な日常会話ができるようになるまで

サウスピークに留学した卒業生のデータから全く英語ができない(中学英語レベル)の場合、だいたい3ヶ月くらい留学すると簡単な日常英会話ができるようになります。これは、学習時間に換算すると750時間となります。

日常会話ができるようになれば、仕事を探したり、外国人の友人を作ることもできるようになります。

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2. 簡単な日常会話ができる人がビジネスレベルの英語力に到達するまで

簡単な日常会話くらいであればできるという英語力の人であれば、ひとまずワーキングホリデーに行くことは可能です。

しかし、すでにその英語力があるのであれば、さらに高い英語力を身につけて、ワーキングホリデーでは現地の会社で働くなどするとより充実したワーキングホリデー生活を過ごすことが可能です。

サウスピークに留学した卒業生のデータから簡単な日常会話ができる英語力(TOEIC500-600、英検2級くらい)の場合、だいたい3ヶ月くらい留学するとビジネスレベルの英語力を身につけることができるようになります。これは、学習時間に換算すると750時間となります。

ビジネスレベルまで英語力が上がっている場合は、現地のローカル企業の仕事を見つけることも可能となります。また、帰国後も「ワーキングホリデーで英語力を身につけた」と言えるようなるため、転職活動にも活かせるようになります。

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(次の記事へ)ワーキングホリデー前のフィリピン留学・セブ島留学の勧め


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