死んだときに備えて同人誌やパソコンなどの処分方法を考える(黒歴史抹消計画)

同人誌やグッズを遺して死ねない

黒歴史抹消計画


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主な費用例

種別 報酬(税込) 備考
契約着手金 6,000円
財産管理
契約等
34,000円
情報管理料 500円/月 年6,000円
先払い
情報更新 3,000円 1回あたり
死後事務
委任預託金
50,000円 * 下記参照

* 東京都・神奈川県・愛知県・大阪府以外にお住いの方は、別途ご相談ください。

契約解除における違約金はありません。
解除時に預託金全額を返還致しますが、振込手数料はご負担ください。
預託金の分割については別途ご相談ください。

オタクのための黒歴史抹消計画

家族に知られたくないコレクション
たとえば同人誌やグッズ、パソコンの秘蔵データを眺めたり、SNSで荒ぶって楽しむ日々。
しかし自分が死んでしまったときに家族に見られるのだけは避けたい。

自分はもうこの世に存在していないのだから気にしないという割り切りができればいいのですが、そうもいかないと思う方も中にはいらっしゃるでしょう。
家族に見られたくないコレクションなどを適法に家族の目に晒すことなく処分し、亡くなってもご自身の尊厳を保ちたいという方向けの内容となっています。
知り合いに頼めばいいんでないの?
仲の良いお知り合いにお願いしておくことも可能です。
ただ、次の点に留意する必要があります。

・パスワードを教えることになる
・不正アクセス禁止法に抵触するおそれがある
・実際に処分する際にご家族の理解が得られない、建物に入れない可能性がある
・将来的に仲違いしてしまうかもしれない

計画の中身

具体的に何をしてくれるのか
各種データの消去
・ハードディスク内の全データ(外付けHDD含む)
・ツイッター等SNS投稿データ(3アカウント)
(ご希望に応じて最後のメッセージを投稿することも可能です)
                             など

※SNSアカウントが3を超えるときには別途ご相談ください。

※不正アクセス禁止法に抵触しないために、契約書内でアクセスについて許諾していただくことになります。

グッズの処分
ゆうぱっく(中)で着払い処理できる量を限度とするグッズ等の処分
より大きな段ボールなどを使わなければ処分しきれない場合については、オプションとして別途費用等が発生します。
ご親族の了解の必要性
ご自身が亡くなったことを知らせる方法は極めて重要であり、部屋の鍵を開けていただくためにもご親族の協力は不可欠です。

そこで財産管理等委任契約と死後事務委任契約を結ぶ際にご親族の方(賃貸にお住いの場合でご親族が保証人のときは保証人の方)から亡くなったことのご連絡や鍵の開錠に協力するという同意書をいただくことで、その不都合を回避します。

同意書をいただく際に、ご親族に対しては個別具体的な物の名称についての明言を避け、連絡と開錠、そして貴重品などについては触っていないことの確認をお願いしますという案内文も一緒に送付することになります。

手続のおおまかな流れ

契約まで
・お問合せいただいたら、概要書をメールにてご案内差し上げます(PDFファイル)
・契約内容についてご理解いただけたら、ご準備いただいた書類を事務所宛にご郵送ください
・当事務所に書類が到着次第、書類に基づいて契約書等を作成します
・書類作成及び郵送費の関係上、着手金6,000円分を先にお振込みいただきます
 (振込手数料もご負担ください)
・入金を確認後、契約書等を発送します
(ご親族の同意の手続きに関する書類も含みます)
・書面が調い、残金をお支払いただいたときから契約の効力が発生します
契約中の変更等
・内容に変更が生じた際は、都度ご連絡ください
  例)転居・SNS等のパスワード変更
・少なくとも1年に1回はご依頼者・ご親族へメールや葉書などで連絡することにより、この契約について忘れられないよう注意を払います
※情報管理費用・変更費用が支払われないときは、支払われるまで契約内容の実現を一時中断することになりますので、ご注意ください。
亡くなったとき
・亡くなった知らせを受けたら、速やかにご親族の方と立会の日程調整をして作業を行います
・処分完了後、ご親族へ完了通知をすることによってこの死後事務委任契約は終了します

補足・Q&A


お問い合わせについて
業務時間内は働いている方が大半だと思われます。
当事務所の業務時間外においては電話に出られないため、CONTACTページのメールフォームこちらにてお問合せいただくことを強くおすすめ致します。

※資料請求などのお問い合わせは、メールにてPDFファイルをお送りするため、結局メールフォームを利用していただくことになります。
人にあげたいものがあるんだけど
この契約とは別に死因贈与契約を結ぶことによって、第三者へ贈与することが可能となります。
別途ご相談ください。
途中で解約ってできるの?
ご依頼者からの解約(解除)はいつでも可能です。
たとえば結婚することになったので、自分で処分してしまうといった場合など、解除の理由は問いません。

また、解除料はいっさいかからず、預託金も全額返還致します(ただし振込手数料はご負担ください)。
高価なコレクションなどについて
コレクションの中には、価値の高いものも多数存在します。
(例:ジオラマ模型 カメラ 盆栽 等)

これらについては別途ご相談を承ります。
最初にかかる費用って結局いくらなの?
総額は9万円となります。
ただし、そのうちの5万円は実際に亡くなった時の事務処理費用(死後事務委任契約預託金)となっているため、契約を解除されたときにはこの5万円は返金されます(振込手数料はご負担ください)。

また、情報管理料として毎年1年分(6,000円)を前払いしていただくことになります。
(最初に1年分は着手金から充当されます)
預託金を分割して支払いたいときには、別途ご相談させていただきます。
変更のお知らせをサボるとどうなるの?
特にSNSアカウントなどのパスワードは預かっているものを使って処理しますので、ログインできなければどうすることもできません。
お願いされた側が死んだらどうなるの?
委任契約は終了してしまいます。
そのときに備えて、予備的に当事務所の事務員とも契約を結んでいただくことになります。
(預託金の引継ぎなどについても契約書に盛り込んであります)