東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
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「日本洗脳 工作の真実 WGIPの全貌に迫る」再掲載(明星大学教授 高橋史朗氏)

2016-06-21 | 歴史の真実
明星大学教授、高橋史朗氏は日本人として初めて、ワシントンにあるGHQ占領文書240万ページの調査を行った方であり、GHQの洗脳工作に関わった生き証人に直接会っておられます。特に「日本人の再教育」という名目で行われたCIE(民間情報教育局)の政策であった「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」(日本人に戦争犯罪の罪意識を刷り込む情報宣伝計画)は、我々日本人がよく理解しておかなければならない内容の一つです。

「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」(WGIP)の目的は、東京裁判が「倫理的に正当」であり、侵略戦争という「戦争犯罪」の責任が日本国民にあると流布することで、贖罪意識を植え付けることにありました。この洗脳工作によって日本人は完全に骨抜きにされてしまったことは周知のとおりです。当時戦争に敗れても、日本人には罪意識がまったく無く、日本人には自らの自衛のための戦いをしてきた誇りがありました。このことは著書『歴史の喪失』にも詳しく記されています。

ところで、GHQは、日本人の伝統的価値観、軍国主義、超国家主義を排除するために、これらにもっとも否定的な共産主義者、労働組合員などを利用しました。それによって国家観も歴史観もまったく異なるGHQと共産主義者が結びついたのです。その典型的なものとして、CIE(民間情報教育局)はマルクス主義の歴史学者であった羽仁五郎と密議を重ねて、日本教職員組合(日教組)を結成させ、「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」の一環として、戦後の歴史教育を組合員と共産主義者を利用して行わせました。またGHQの手先となった日本人検閲官が5000人いたということです。

「日本洗脳 工作の真実 WGIPの全貌に迫る」GHQの日本洗脳工作についての連載を、以下再掲載いたします。ぜひお読みください。

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【日本洗脳 工作の真実 WGIPの全貌に迫る】
①GHQ対日占領教育改革の中に“戦争の罪悪感”植えつける情報宣伝計画
http://blog.goo.ne.jp/kirakiraboshi31/e/63133bf10a4c815611b464fea5cde17d


②米軍の批判記事がGHQの逆鱗に触れ、朝日新聞の論調が一変
http://blog.goo.ne.jp/kirakiraboshi31/e/236cc6cbf065068a2584af455e3c5c7f


③GHQの精神的武装解除構想を決定づけたハル元国務長官
http://blog.goo.ne.jp/kirakiraboshi31/e/aafd2decb40950c69bae926ec81348af


④日本人は「病的」「幼稚」「集団的神経症」 荒唐無稽な暴論が基盤となったWGIP
http://blog.goo.ne.jp/kirakiraboshi31/e/7c16e12f8532dd2cbc7d3ff28102d7f1


⑤目的は東京裁判の正当化 反日団体を支援し内的自己崩壊を狙う
http://blog.goo.ne.jp/kirakiraboshi31/e/c8cb3a973288214b63f4a781faf28747




高橋史朗氏プロフィール
1950年兵庫県たつの市生まれ。早稲田大学大学院修了後、スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員。ワシントンにあるGHQ占領文書240万ページの調査を行い、その後10数年かけて占領下の研究。臨時教育審議会(政府委嘱)専門委員、神奈川県学校不適応(登校拒否)対策研究協議会専門部会長、青少年健全育成調査研究委員会(自治省委嘱)座長、埼玉県教育委員長などを歴任。現在、明星大学教授、一般財団法人親学推進協会会長、政府男女共同参画会議議員等を務める。
主な著書に、『臨教審と教育基本法-臨教審のゆくえと日教組の混迷』『「総点検」戦後教育の実像-荒廃と歪みの構図を探る』『占領下の教育改革と検閲-まぼろしの歴史教科書』『教科書検定』『検証・戦後教育-日本人も知らなかった戦後50年の原点』『平和教育のパラダイム転換』『歴史教育はこれでよいのか』『歴史の喪失-日本人は自らの歴史教育を取り戻せるのか』『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』(致知出版)その他多数。
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