イカ入り開発 「いかにも」函館の新名物に
北海道函館市の食肉卸・加工業「牛肉センター」が、特産のスルメイカ入りの「いかにもソーセージ」を開発した。11月から発売予定で、成田雄一社長(49)は「新しい名物にしたい」と意気込む。
同社の職人が1本ずつ手作りしているが、開発ではイカの食感を残すために豚肉との割合に苦心。試作を数十回繰り返し、従業員の意見も聞いて、「最もおいしい割合は20%」であることを発見したという。
今後、売れ行きによっては「いかにもハム」開発にも挑戦する。「いかにも酒のつまみに最適」とPRする成田社長は、「絶妙な組み合わせを楽しんで」。【遠藤修平】