2016年10月7日09時18分
厚生労働省が7日発表した8月の毎月勤労統計調査(速報)によると、パートも含めた1人当たり平均の現金給与総額は前年同月と比べて0・1%減の27万1676円だった。減少は3カ月ぶり。物価変動の影響を除いた賃金の動きを示す実質賃金指数は同0・5%増で、7カ月連続で前年同月を上回った。
実質賃金の増加は、算出に用いる消費者物価指数の下落幅が、現金給与総額の下げ幅より大きかったため。現金給与総額のうち、基本給などの「所定内給与」は同0・5%増の24万223円。ボーナスなどの「特別に支払われた給与」は同7・7%減の1万2699円だった。
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