富士重工業 レガシィなど10万台余 出火のおそれでリコール

富士重工業 レガシィなど10万台余 出火のおそれでリコール
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富士重工業は、「レガシィ」など4車種で、排気ガスを薄める装置に不具合があり、最悪の場合、装置から出火するおそれがあるとして、10万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。
リコールの対象となったのは、富士重工業の「レガシィ」「エクシーガ」「フォレスター」「インプレッサ」の4車種、合わせておよそ10万2700台です。製造期間は車種によって異なりますが、平成18年4月から平成25年9月までです。
国土交通省によりますと、排気ガスを薄めるための装置でポンプのスイッチが入ったままモーターが作動し続けるおそれがあるということで、最悪の場合、装置が高温になって出火するおそれがあるということです。こうした不具合はことし8月までに20件報告されていて、このうち2件はボンネットから煙が出ましたが、けがをした人はいないということです。
富士重工業は6日、国土交通省にリコールを届け出て、全国の販売店で無料で部品の交換に応じるとしています。