2016年10月5日18時41分
北朝鮮が9月9日に実施した5度目の核実験の規模について、防衛省は、TNT火薬換算で推定約11~12キロトンと分析した。北朝鮮による一連の核実験で最大規模になるという。5日の自民党国防部会などの合同会議で明らかにした。
防衛省は、核実験直後に9キロトン程度と発表していた。だが、包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)が、地震の規模をマグニチュード(M)5・0から5・1に訂正したことから、核実験の規模も上方修正した。
広島に投下された原爆(推定約15キロトン)には及ばないが、防衛省幹部は合同会議で「北朝鮮の核兵器開発がさらに進み、核兵器の小型化、弾頭化の実現に至っている可能性も考えられる」と説明した。
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朝日新聞国際報道部