山飯に必須アイテムの「ガスバーナー」
多くの方が愛用する「イワタニプリムスP153」
どうしてストーブといえばプリムスというほど、
定番化したのでしょうか その謎をひも解きます
プリムスの歴史
今から100年以上前、液体燃料「パラフィン」を気化させて、
ガスを燃焼させるという、発明からプリムスの歴史は始まりました
発明者「ヴィルヘルム」、仲間の「スヴェンソン」と共に
スウェーデンで工場を開き、そのストーブを量産
人類が初めて南極点に到達したときにも、
さらに1953年、エベレストの初登頂に成功した、
ヒラリーとテンジンも
プリムスを携行していた歴史があります
アウトドアシーンを支える、機能性、安全性、燃焼性、風防性などは、
100年以上前から「燃焼の専門メーカー」として、
第一線を走るプリムスだからこそ、
登山用のストーブとしてトップにあり続けるのです
プリムスのガスカートリッジ
純正のガスカートリッジの入手が簡単、
それも大きく普及した理由かもしれません
●ガスカートリッジの寿命
ガス自体は変化しませんが、容器については注意が必要です
錆びてきているものは、なるべく早く使い切りましょう
ガスカートリッジのバルブには、耐ガス専用のパッキンが使用されていますが、
経年劣化するため、3~5年で使い切る事が前提です
※使用しないときは必ずキャップをして保管してください
(メーカー推奨)
●ガスカートリッジの種類
●250G ノーマルガス(小)
温暖な季節、低地での使用 一番メジャー
primus(プリムス) ノーマルガス(小) IP-250G燃料 アウトドア ガス レギュラー アウトドアギア
●500G ノーマルガス(大)
温暖な季節、低地での使用
primus(プリムス) ノーマルガス(大) IP-500G燃料 アウトドア ガス レギュラー アウトドアギア
●IP110 小型ガス(極小)
寒冷地でも使用可
◇プリムス IP-110・小型ガスカートリッジ110(1個)
●IP250 ハイパワーガス(小)
寒冷地、高地での使用可
primus(プリムス) ハイパワーガス(小) IP-250T燃料 アウトドア ガス ウィンター アウトドアギア
●IP500 ハイパワーガス(大)
寒冷地 高地での使用可
primus(プリムス) ハイパワーガス(大) IP-500T燃料 アウトドア ガス ウィンター アウトドアギア
●ガスカートリッジの処分方法
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基本的に容器は必ず中身のガスを使い切って捨ててください。
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捨てる時は容器を振ってみてガスの有無を確認してください。「シャカシャカ」音がしたらまだガスが残っています。器具に接続して火が消えるまで残ガスを使い切ってください。
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缶にガスが残ったまま捨てると、ゴミ収集車内でガス漏れ火災や爆発の原因となります。
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廃棄については各地方自治体によって異なります。廃棄する場所の自治体等にご相談ください。
登山での定番ストーブ プリムスP153
●重量:110g(本体99g+点火装置11g)
●出力:3600kcal/h ●ガス消費量:245g/h
●燃焼時間:約55分(IP-250タイプガス使用時)
●ゴトク径:最大148mm/最小90mm
●収納サイズ:7.5×8.8×3.0cm
●その他:点火装置付(点火装置は着脱可能です)、ガスカードリッジ別売
●付属品:ナイロンスタッフバック付属
特筆すべきは「X字ゴトク」
一見では分りませんが、風防効果に優れた構造になっており、
アウトドアシーンで重宝します
また、携帯性もよく、様々なクッカーにスタッキングできます
3600kcalとハイパワー
カップラーメンから本格的な山飯までOKです
プリムスP153とスタッキングできるクッカーは?
●プリムス イージークックソロセットS
110のガスカートリッジでのスタッキング可※250缶は少々厳しい
目盛り表示あり 注ぎ口あり
●プリムス ソロセットM
定番サイズの250缶、スタッキング可
目盛り表示あり 注ぎ口あり
●モンベル アルパインクッカーディープ11
250のガスカートリッジ スタッキング可
目盛りの表示あり 注ぎ口なし
●DUG POT(M)
250のガスカートリッジ スタッキング可 僕が愛用しているクッカー
蓋が深めの構造の為、炒め物をしたり、お皿代わりに使ったりと
使い勝手が良い 目盛りの表示なし 注ぎ口あり