五輪組織委 スポンサー以外も使用できるマーク発表

五輪組織委 スポンサー以外も使用できるマーク発表
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2020年東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会は、大会を盛り上げていこうと、スポンサー企業や競技会場のある自治体以外でも使えるマークを作って発表しました。
組織委員会は、大会のシンボルとしてことし4月に決まった藍色と市松模様が特徴のエンブレムを、スポンサー企業や競技会場のある自治体に限って使用を認めています。

新たなマークは、エンブレムの使用を認められた組織や団体以外でも4年後の大会に積極的に関わってもらおうとつくられました。
具体的には、スポーツや経済、文化などの非営利団体が使用できデザインは、エンブレムの一部を加工して、模様の長方形1つが日の丸と同じように赤色となっています。
新しいマークは、組織委員会が設定した「スポーツ・健康」「文化」「復興」など大会の盛り上がりにつながる8つのテーマに関連したイベントで使用することができ、事前に組織委員会に認証を受ける必要があるということです。

エンブレムとは別のこうしたマークは、ロンドン大会やリオデジャネイロ大会でも活用されました。
組織委員会の中村英正企画財務局長は「東京以外の地域での広がりを求めたい。利用者の意見を聞きながら使い勝手をよくしていきたい」と話していました。