ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵は沿海地方で演習を実施した

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年4月22日10時58分配信
【約1000名の海軍歩兵は沿海地方で演習を実施した】
モスクワ、4月22日-ロシア通信社ノーボスチ

約1000名のロシア連邦太平洋艦隊海軍歩兵沿海地方で演習を実施し、襲撃機、艦、ヘリコプターが戦闘射撃に参加した。
水曜日、東方軍管区広報サービスは発表した。

「演習の最初のエピソードは、太平洋艦隊海洋航空隊の輸送機An-26による空挺部隊の降下でした。
この時、指定エリアへ迫撃砲で武装した約100名の"敵"が降下しました。
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その後、海岸線へ高速揚陸艇とヘリコプターMi-8により海軍歩兵工兵部隊の障害物除去グループが上陸しました。
同時に、襲撃機Su-25とヘリコプターK-52は敵を攻撃しました」

声明では、こう述べられた。

海洋揚陸部隊主力は、大型揚陸艦「ペレスウェート」で沿岸へ上陸した。
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2015年4月14日、太平洋艦隊広報部は、来週(つまり今週)に沿海地方海軍歩兵部隊空挺軍部隊が参加する演習を実施すると発表しました。
[沿海地方でロシア海軍歩兵部隊と空挺軍部隊の演習が実施される]

今回実施された演習が、先週の発表に該当するようです。

記事中では部隊名は明かされていませんが、演習に参加したのは、太平洋艦隊第155独立海軍歩兵旅団空挺軍第83親衛独立空挺強襲旅団です。

今回の演習では、第83親衛独立空挺強襲旅団は「敵役」を務めたようです。

降下してきた「敵の空挺部隊」を撃退するという想定だったのでしょう。

記事中に登場する「高速揚陸艇」は、おそらく昨年末に就役したプロジェクト21820揚陸艇「イワン・カルツォフ」でしょう。
[極東で建造されている新型揚陸艇イワン・カルツォフは2014年末までにロシア海軍へ引き渡される]
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