不調時
数日前まで胃の具合が最悪であまりまともにご飯が食べられない状態が続いていました。
その間、イラストを描くどころか皆さんの素敵ブログを拝見するということすらできない状態だったので、心の癒しを得ることが出来ずにストレスが溜まって、かえって良くないと思ったものです。
それでも生粋の食いしん坊力が働いたのか、何とか回復するこが出来て、食欲もどんどん増してきました。
胃を傷める前に喉の痛みや咳でご飯がまともに食べられなかった時には、ヨーグルトなんかを流し込みながら、頭では濃い味のものが食べたいと思ったのです。
そして回復したと同時に、濃い味の物や冷たいものや刺激物、脂っぽいものなど胃に負担をかけそうなものをガツガツ食べてしまったために、今回胃に来てしまったのですよね・・・。
食卓
そんな私の食卓に並ぶのは、おかゆから少し進化して薄い味の雑炊を食べたり、薄い味のスープを飲んだり、ただ蒸しただけの素材の味を活かした温野菜です。
前回の失敗を活かすために私に任せていてはいけないという母の愛ゆえに母が主導権を握っていますよっ!
・・・私、大人になってもニンジンが苦手だというのに、蒸しただけのニンジンをだされた日にゃ~・・・。
「もう野菜ジュースを飲むから!飲んで野菜を摂るから!」と母に泣きつきたくなるくらいでした。
ですが母は「それトマトジュースでしょ!?野菜ジュースじゃないでしょ!?」とか言い出しましたよっ!!
・・・チッ・・・母め・・・こんな時に気付くなんて・・・。というか、貴方が野菜ジュースだと言って買ってきたのですけどね!?心の中でそっとつぶやきつつ、味付けのない素材の味を活かしたニンジンを渋々食べるのでした。
観察力
もうお腹もすいて食欲もあるというのに、まだ油断してはいけないという母の意見から、味がほとんどついていない消化の良いものを食べ続けています。
正直に言って、全然楽しくないです。
濃い味のものが食べたいのです!お菓子も食べたいのです!でもそれを我慢させられるのは辛いので、ここは食べ物から気持ちを離してイラストのことを考えようと思いました。
イラストは数日描けなかったので、描き方も忘れているような気がしました。1日休んだだけで下手になると聞いたので、数日休んだらどれだけ下手になったかと思うと怖いですね。
・・・まあ、私の場合もともと下手なのでこれ以上下手になることなんてあるのですか?ってなものですけども。
そして画力をあげるべく、観察力を高めようと思い立ったのです。物の形や色をよく見てシッカリと目に焼き付けるのです!!
画力を高める
あくまでも画力を高めるために、物をシッカリと目に焼き付けるのですよっ!!
例えば、私の味気ない素材の味を活かした食事の横で、それはそれは美味しそうなハンバーグやらスパゲッティーやらグラタンやら、皆それぞれ好きなメニューを選んでいるので、見る対象も選り取り見取りですね。
決して食べたいからとかではなくて、あくまでも画力を高めるためにですよっ!?画力を高めるために凝視しているのです。
そんな時に、またもやイラストを描きたい気持ちを掻き立てる魅力的なモデルがテレビに映し出されました。
ケンタッキーフライドチキンの「やみつき醤油だれ」です。なんて・・・なんって美味しそ・・・いえ、描き心地の良さそうなモデルっ!!
思わずヨダレを垂れ流してしまいそう・・・いえ、描きたい気持ちを垂れ流してしまう勢いで画面に食いついてしまいましたよ!
本当に食いつきたいなんて、そんなこと・・・全然・・・全く・・・本当に・・・これっぽっちも思ってないです・・・。あくまでも画力を高めるためだけに・・・。
なんて思えるかぁっ~!!(#`Д´)ノノ┻┻;:'、・゙;
やせ我慢
美味しそうなものを凝視してしまうのは、イラストを描くためだからと自分に言い聞かせて必死にやせ我慢をするのでした。
以前に、カレーや焼き肉の匂いだけでご飯を食べるという話を聞いたことがあって、それは寂しすぎるだろうと思いましたけど、匂いもないテレビ画面にうつった美味しそうな食べ物だけでご飯を食べるのはもっと寂しいと気付かされましたよっ!
ケンタッキーフライドチキンは普段ご飯のおかずにしようとは思いませんけど、今なら最高のおかずとなりそうです。
やみつき醤油だれはそれほど美味しそうに見えますよね。
そんな極限状態で、せめて野菜にはノンオイルのドレッシングだけでもかけたいという私の願いを母は叶えてくれました。
いえ、叶えてくれようとしました。
・・・というのも、母はノンオイルのドレッシングと言えば「シソ」だと思ったらしく、味付けのない素材の味を活かした野菜の上に癖のあるシソを刻んで載せてくれたのですよね~。
これシソドレッシングちゃうやん!?ただのシソやん!?
・・・というか、私はシソもあまり得意ではないことをお忘れなのでしょうか?lllorz
そんなことは母が怖くて決して口には出せないので、やっぱりやせ我慢をしてモグモグと口に頬張るのでした。
強烈なシソを載せたニンジンという最強コラボを味わいつつ、体重は一切減らずに1㎜も痩せないのにやせ我慢とかこれ如何に!?という気分も味わうのでした。