皆さん人生で一度は疑問に思ったことがあるはずです。
「クリケットってどんなスポーツ?」って。
え、ない?いやいやまあそれでもちょっと興味持ってみてくださいよ。経験者の私がお教えしますから。
クリケットは知ってしまったらきっと明日誰かに話したくなることだらけなので!
「なんか、野球みたいなスポーツなんでしょ?」
って思っている方、半分セーフで半分アウトです。それだけの知識だけじゃ絶対損です。この記事でクリケットの特徴をザックリと覚えちゃってください!
1.ゲームの大枠は野球っぽい
クリケットは2チームが守備と攻撃に分かれてプレイします。
守備側の投手が投げたボールを攻撃側の打者がバットで打ち、走ることで得点が入ります。
お互いに守備と攻撃を行い、最終的に得点が高い方が勝ちです。
この大枠は野球と一緒ですね。
しかし、一緒なのはこのくらいです。
ここから、クリケットのキャラクターがバンバン登場します。
2.投手編
2.1.投手は助走アリ
野球では、投手はプレート上に足をつけて投げなければいけませんが、クリケットは助走をつけての投球が可能です。
ダ―――ッと走り込んできます。
2.2.ワンバンボールもストライク
野球では、ワンバンボールなんてクソボールですよね。しかし、クリケットではワンバンボールもストライクと認められます。(※正確にはストライクとは言いませんが)
ノーバンボールよりもワンバンボールの方が当然打ちにくいので、投手は基本的にワンバンボールを投げます。
つまり、クリケットの打者は助走をつけて投げてきたワンバンボールを打つことが求められます。野球に慣れてる人間からすると「打てるかい!」ってなりますよね。
これだと、投手がめちゃくちゃ有利な気がしますが、投手にはこんな制限があります。
2.3.投手はヒジを曲げて投げてはいけない
はい?って感じですよね。え、投手ってこうやって投げるんじゃないの?
ヒジ曲げないってどういうこと?投げられるの?
それが投げられるんですね。
なんか、こう、腕を肩を中心にブン回す感じで投げるんですよ。
2.4.投手まとめ
ここまで、投手に関する野球と投手の違いをまとめましたが、イマイチイメージがつかめていないかと思いますので、動画を持ってきました。
クリケットの投手はこんな感じで投げてます。
動画を観た方、なんかちょくちょくプレーヤーや観客が盛り上がってて置いてきぼりを食らっているかと思います。ドンマイです。我々はクリケットの「面白さ」ではなく「明日話したくなること」を知れば良いのですから。
3.打者編
3.1.デッドボールがない
野球では、打者の体にボールが当たると「デッドボール」となって打者は1塁に進みますよね。しかし、クリケットには「デッドボール」はありません。
打者の体にボールが当たっても特に何も起きません。ちょっと「大丈夫…?」って心配されるくらいで、あとは普通に次の投球に移ります。
3.2.ファールゾーンがない
クリケットのフィールドは下図のように円形で、その円の中心で投手と打者が対峙しています。
http://www.cricket.ne.jp/play/rule/
クリケットの打者、このようなフィールドの中で、ボールをどこに打っても構いません。
野球でいうファールチップのようなバックネットに突き刺さる打球は、クリケットではとても素晴らしいショットと評される場合もあるのです。
3.3.アウトになるまで打ち続けて良い
野球では、一度打撃をしたら、セーフになってもアウトになっても次の打者に打席が回りますね。しかし、クリケットの打者はアウトになるまでずっと打ち続けることができます。打撃が好きな人にとってはたまらないルールですね。
3.4.ただし、アウトになったら2度と打席は回ってこない
クリケットは、打者が一巡すると攻撃が終了します。しかも攻撃の機会は1回しかありません。野球的な言い方をすると、一回の表裏しかないということです。
なので、1ゲームで打席に入れるチャンスは1度だけ。アウトになったら、そのあとは味方の応援をするのみです。
3.5.打者まとめ
こちらもイメージ出来ていないと思うので、動画を持ってきましたよ。特に後方に打つ映像をまとめています。
この打ち方を観れば、野球とは全然違うということが分かると思います。
さて、ここまで動画を観た方はもしかしたらお気づきかもしれませんが、次で紹介しましょう。
4.野手編
守っている野手を観て気付いた方は鋭いです。
なんと、野手は素手で守ります。
クリケットのボールは野球の硬球と同じくらい硬いのですが…笑(※キャッチャーだけはグローブを着けられます)
普通にめちゃくちゃ痛いです。ケガもしやすいです。
それでもガンガン捕ります。こんな感じ。
どうです、むちゃくちゃでしょ。
さて、ここまで「クリケットってどんなスポーツ?」について紹介してきました。
どうでしょう、明日話したくなってきたんじゃないですか?
まあ、これでクリケットの全てを語れたわけではないですし、分かりやすいように用語もわざと適切ではないものを使っているところもありますがご了承ください。
それでは!
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