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 将棋の第64期王座戦五番勝負(日本経済新聞社主催)は、羽生善治王座の防衛で幕を閉じた。前週には、第57期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)でも接戦の末にタイトルを防衛。一時の不振を脱した第一人者が、前人未到の「タイトル通算100期」に向けて加速している。

■経験値高い型 戦い誘導

 羽生の2連勝で迎えた王座戦第3局は4日、山形県上山市で指された。先手の羽生の矢倉に対し、挑戦者の糸谷哲郎八段は急戦策を採用。厚みを築いた羽生の攻めが決まった。王座戦では5連覇、通算24期目のタイトル獲得を果たした。

 糸谷は本戦トーナメントで渡辺…

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