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道路工事現場で太古の地層見学

10月06日 18時56分

道路工事現場で太古の地層見学

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岐阜県高山市の小学生が中部縦貫自動車道の工事で露出した太古の地層を見学しました。
地層は高山市丹生川町の中部縦貫自動車道を通す工事で山を削った際に露出したもので、6日は高山市立西小学校の6年生、29人が見学に訪れました。
地層は約300万年前に噴火した北アルプスの火山による火砕流やほぼ2万年前に噴火した鹿児島県の霧島火山帯の火山灰など4層に分かれています。
子どもたちは地層に触ったり、石や砂を採取したりして観察していました。
子どもたちは「目で見て触ることができたので、理科で勉強していることがよく理解できました」とか、「上の方はさらさらで下の方は大きくて固いです」などと話していました。
地層は保護のため、種を吹き付けて草に覆われるようにするということで、高山国道事務所の坂地光博副所長は「工事が完了すると見えなくなるので、貴重な地層を見て学習の参考にして欲しい」と話していました。

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