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大災害に備え犠牲者引渡し訓練

10月06日 18時56分

大災害に備え犠牲者引渡し訓練

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大規模な災害で、多数の犠牲者が出た際に、身元をいち早く確認し、遺族に引き渡せるよう、警察や行政などが連携するための訓練が、愛知県田原市で行われました。
訓練は田原市などが行ったもので、市の職員や警察官など約50人が参加しました。
訓練では警察官が遺体安置所に運ばれた犠牲者に見立てた人形を使って、衣類の写真を撮ったり、けがの状態や体の特徴を記録したりしました。さらに、指紋やDNA鑑定に使う血液を採取する手順や、歯の治療の痕を調べる手順を確認していました。
田原市では南海トラフを震源とする巨大地震が発生した場合、津波などによって最大で1500人を超える犠牲者が出ると予測されています。
参加した人たちは真剣な表情で亡くなった人たちを遺族に引き渡すまでの手続きを確認していました。
田原市市民環境部の大谷信也部長は「訓練を積み重ねることで、関係機関とスムーズな連携を図りたい」と話していました。

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