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【プロ野球】

ハム大谷、第1戦の大役大丈夫? 紅白戦でレアードに天井安打許す

2016年10月6日 紙面から

紅白戦に先発し、1イニング2失点と振るわなかった日本ハム・大谷=札幌ドームで

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 第1戦の大役、大丈夫? 日本ハムの大谷翔平投手(22)が5日、札幌ドームで行われた紅白戦に先発し、1イニングで25球を投げ3安打2失点。最速は156キロだった。先発が内定しているクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦へ向け、不安を残した。

 味方が相手とはいえ、力感は影を潜めた。球威、制球ともに本来とはほど遠い内容に、降板後は「ちょっと抜けたりして、あんまり良くなかったですね。気持ちも入っていなかった」と首をひねった。

 シーズン終了後に2日間の休養が与えられたが、疲労は完全に抜け切っていないのか。チェンジアップ以外の全球種を投じるも「全部、遅かった」と振り返る。初回1死一、三塁では、直球勝負で挑むと宣言していたレアードを迎えるや、球速が急激に落ちた。初球は142キロ直球がボール。そして2球目の137キロ直球をフルスイングされた打球は高々と上がり、札幌ドームの天井を直撃。初の天井安打を浴び苦笑いした。

 昨年、開幕先発を務めたCSファーストSではロッテ打線に2イニング2/3を5失点。調整の失敗も要因に挙げられていたが、今年は同じ失敗を繰り返さないと誓う。「時間はある方なので(先発する)1戦目に向けてしっかりやっていきたい」。12日の初戦先発までの6日間で立て直す。 (水足丈夫)

 

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