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海外出張費 HPで公開 市長方針、政令市で初

吉村洋文大阪市長=2016年6月、大西岳彦撮影

 大阪市の吉村洋文市長は、海外出張にかかった費用を市のホームページ(HP)で公開する方針を決めた。東京都の舛添要一前知事の多額な出張費が問題となり、市民の厳しい視線が集まる中、情報公開を進めて理解を得るのが狙い。政令市では初の試みで、帰国後は報告会を開き、出張の意義と成果を市民に直接説明するという。

     市によると、これまで正副市長の海外出張費は他の政令市と同様、情報公開請求があれば開示してきたが、HPでは公開していなかった。

     吉村市長は8月上旬、3泊5日で姉妹都市の米サンフランシスコやIT産業拠点のシリコンバレーなどを視察した。同行職員は5人で費用は総額約369万円だった。この出張の成果について、今月11日に同市北区のグランフロント大阪で報告会を開催。市の募集に応じた市民約80人が参加する予定。

     市は報告会後、HPでも同じ内容を閲覧できるよう準備を進めている。吉村市長は「海外出張が大阪市にとってどうプラスになるか、市民に伝えたい」と話し、任期中の全ての海外出張で報告会を開く方針だ。【念佛明奈】

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