笑った時に見える歯は、白くて綺麗な程、相手に良い印象を与えてくれます。
例えば、芸能人は人気商売ですから、みんな歯のケアは怠りませんし、白くて綺麗な歯を維持し続けていますよね。
それを見た視聴者達も白くて綺麗な歯を手に入れる為に、クリニックにホワイトニングを受けに行きますが、ふと「ホワイトニングがどんな仕組みで歯を白くしているの?」って疑問に思ったりする人もいるのではないでしょうか。
自分自身の身体に何かしらの影響を与える医療行為ですので、もしかしたらデメリットもあるのかもしれません。
ホワイトニングを受ける前に、「ホワイトニングがどんな仕組みで歯を白くしているのか」を理解しておきましょう。
目次
ホワイトニングってどんな仕組みで歯を白くしているの?
歯の表面は、「エナメル質」というとても硬い組織で覆われているのですが、エナメル質その物は無色半透明で、光の屈折によって歯の色が決まってきます。
しかし、普段の生活通り食事をしていると、無色半透明のエナメル質の上にはポリフェノールやカテキン、色の濃い着色料の含まれている食品など、黄ばみの原因となる成分が付着していってしまいます。
その黄ばみの原因となる成分を、特殊な薬剤を用いて白く漂白させる事を「ホワイトニング」と呼んでいるのです。
特殊な薬剤って具体的に言うと何?
「特殊な薬剤を用いて白く漂白させる」と聞くと、なんだか身体に害がある薬剤なんじゃ・・・?と思ってしまうかもしれません。
しかし、もちろんそんな事はなく、ホワイトニングして使用される薬剤は「過酸化水素」もしくは「過酸化尿素」という成分から出来ています。
「過酸化水素」と「過酸化尿素」ですが、ホワイトニングで使用する際には30%~35%にまで低濃度に薄めて使用するので、安全性は問題ありません。
この二つの成分は、歯の表面に付着した着色物を分解し無色透明にしてくれますので、エナメル質を元々の状態に戻してくれるのです。
歯の表面の汚れを綺麗にするだけではない
しかし、エナメル質の表面に付着した成分を分解しただけでは、ただの元通りの歯が出来上がるだけです。
先程、エナメル質は半透明と説明しましたが、エナメル質の中には象牙質と呼ばれる黄色みのかかった物質があります。
半透明のエナメル質に光が当たり、象牙質が透けて見える為、若干元々の歯も黄色くみえるのですが、ホワイトニング剤から発生した活性酸素は、エナメル質の表面の形も変えてくれます。
具体的に言うと、エナメル質は若干角ばった形をしているのですが、活性酸素がエナメル質を丸みをおびた形に変化させる為、エナメル質に当たった光が象牙質にまで届かずに反射して、それによって歯の色を白く見せるのです。
ホワイトニングの効果はいつまでも持続する訳ではない
上で説明した通り、ホワイトニングの仕組みは、
- 歯の表面に付着した黄ばみの原因成分を分解させる
- エナメル質の構造を変化させる
上記の通りになっています。
しかし、歯の表面に付着した黄ばみ成分は、また普通に生活していれば付着していってしまいます。
更に、エナメル質も身体の一部ですから、構造を変化させたとしても、自己修復能力によって元の形に戻ろうとします。
その為、ホワイトニングの平均的な持続期間は半年~一年間と言われており、白くて綺麗な歯を維持し続ける為には、定期的にクリニックに通う必要があるのです。
ホワイトニングをクリニックで受けるとどれくらいの料金がかかる?
ホワイトニングの仕組みや安全性を理解して頂けたと思いますが、実際にホワイトニングをクリニックで受けると、どれくらいの料金がかかるのでしょうか。
まず、ホワイトニングには2種類あり、クリニックで直接施術してもらうものを「オフィスホワイトニング」、クリニックで処方してもらったマウスピースとホワイトニング薬剤を使って自宅で行うものを「ホームホワイトニング」と言います。
この2つを並行してやる事をデュアルホワイトニングと言い、最も効果があるホワイトニングと呼ばれています。
オフィスホワイトニングでは歯科医が施術するので、高濃度のホワイトニング薬剤を使えるのですが、ホームホワイトニングでは安全性を考慮し、低濃度のホワイトニング薬剤を使用します。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの料金の差は以下の通りです。
| 種類 | かかる費用 |
|---|---|
| オフィスホワイトニング | 約30,000~50,000円程度 |
| ホームホワイトニング | 約20,000円~40,000円程度 |
ホワイトニングは「保険適用外」の為、各クリニックによって値段にばらつきがあります。
平均的な価格で見ると、オフィスホワイトニングの方が若干料金が高めに設定されているクリニックが多いですね。