こんちは、40男子です。
今朝ラ、木村拓哉さんが担当していたラジオのお天気コーナーでSMAPのオレンジが流れていて少し切ない気持ちになりました。
さよならと言えば君の傷も少しは癒えるだろー♪
木村さんが明るく振る舞っているのが、より切なくさせました。
牛丼の魅力
時間のないビジネスマンの味方で、食べ盛りの学生向けのボリューム感、そして手頃な価格で家計を助けてくれる牛丼。
その魅力は「早い・旨い・安い」に収束されていると言えます。
まずは早い・安い・旨いについて説明させていただきます。
早い
時間帯にもよりますが他の飲食店と比べて待たずに商品が提供されます。
従業員も待たせずに提供する事を誇りに思っています。
その為、提供時にお客様から「早っ!!!」「もう出来たの?」とか言われると内心ニンマリしています。
安い
一時期に比べて値上がりしましたが充分に安いと言えるのではないでしょうか。
牛丼三社と呼ばれる牛丼チェーン大手の牛丼並の価格を比較しました。
すき家…牛丼並350円(税込)
吉野家…牛丼並380円(税込)
平成28年10月現在の各社の牛丼は上記の様になっていますが牛丼チェーン同士の価格比較だけでは無く他社商品とも比較します。
ガスト…日替わりランチ499円(税抜)
幸楽苑…あっさり中華そば390円(税抜)
GEO…3DSソフトこびとづかんこびと観察セット(中古・説明書無し)…380円(税抜)
このように他社商品と比べても抑えられた価格設定がされています。
旨い
牛丼と言えばネットでは底辺食と呼ばれる事も多いですが私は美味しいと思います。この値段でこの味なら十分満足できます。
今回はこの牛丼を他の人よりおいしく食べるちょっとした裏技を教えたいと思います。
一口に美味しく牛丼を食べる方法と言いながら調味料を混ぜてグチャグチャに変貌させ牛丼とは言えないグチャ丼を美味しい等と言って紹介しているのを良く見かけます。確かにそれも牛丼を美味しく食べる一つの方法ではあります。
しかし今回、私がアジェンダさせていただくのはハイクオリティなビーフボウルを提供させるメソッドです。(唐突に横文字を入れてそれっぽく言ってみる。)
①時間帯を変える
これはプロとしてはあってはいけないのですが現実問題としては忙しい時間と暇な時間で出てくる牛丼の質は変わってきます。これは忙しいからまずい、暇な時にいけば美味しいという単純な話しではありません。
ごはんは炊き立てが美味しく肉は煮上げ直後が一番おいしいのです。なので回転が速いピーク中も美味しい牛丼が提供されますがもっとピンポイントで美味しい牛丼を食べるならピークのちょっと前の仕込み中に行くのが良いと思います。
牛肉を煮上げた後に調理スタッフは食味といって肉の味見をするのですが煮上げ直後の牛肉は本当においしい!!この肉で提供されるお客さまは本当に得だなと思えるほどおいしいです。
一般に牛丼の肉は煮上げ後4時間程度は持つと言われますが煮上げ直後と4時間後の牛肉では味に大きな差が出てきます。
ではどの時間にいけば煮上げ後の牛肉が食べれる確率があがるかと言うとピーク前後の時間です。
しかもピーク前は入客も嵐の前の静けさで落ち着いていますからスタッフも商品に集中して提供する事ができます。
飲食店の作業は最も混雑する時間に合わせて仕込みをします。昼であればピークは11時30分~14時くらいですからピークに合わせて肉を煮るのが10時30分位からになります。なので昼にいくのであれば11時ころに行くと煮上げ後の牛丼にありつける可能性が上がります。
もし午後に行くのならピークが終わってひと段落ついた14時30分頃がおすすめです。
夕食として牛丼を食べるのであれば都心通勤圏内であればピークは18時~23時なので行けるなら17時30分頃に行けると煮上げ後にあたる可能性があります。
深夜の夜食として食べるのであれば23時30分位から遅くても0時30分位に行くことをお勧めします。それ以降深夜1時から5時は店舗の清掃・メンテナンスを行いながら営業するので商品提供が雑になる可能性もあります。また入客も減る為、冷めたごはんを提供される可能性も否定できません。
以上の理由から牛丼を食べるのならピーク前の30分前かピーク後の30分後がおすすめです。
②店を変える
基本的に牛肉を煮付けるタレは牛丼を煮れば煮るほど美味しくなり一定量煮た後はろ過して再利用します。なので暇な店舗では牛肉を煮る量が少ない為、タレの質が忙しい店に比べて落ちる場合があります。
なので一定数の客が入っているお店を選んだ方がたれの質は高いと思われます。
また店舗が暇だと忙しい店と比較して調理の試行回数が減ります。つまり暇な店だとスタッフの経験値がなかなか上がらないので技術力で劣る可能性が高いです。
逆にいつ行っても満席みたいなお店は従業員の技術も自然に上がっていきますが忙しすぎるお店というのは牛丼のメリットである早いを潰してしまう可能性があります。
私としてはピーク時には当然9~10割、それ以外(アイドルタイム)に5~7割くらいの席が埋まっている様なお店をお勧めします。
③うるさい客になる
うるさい客と言っても店内で騒げとかそういう話ではありません。商品やサービスに注文を付けるだけでよいのです。店舗のスタッフ側としては何も言わないお客さんはありがたいですが言い方を変えれば現状に満足したお客様として認識している訳です。
これではより良い商品の提供は望めません。より良い商品を提供してもらう為には店員にうるさい客なんだと認識させる必要があります。
これは無理にいちゃもんをつけろ!!と言ってるわけでは無いので注意してください。あまり無茶な事を言ったり横柄な態度をして店員の反感を買うと知らず知らずに不利益を受ける可能性も無いとは言い切れません。
具体的には「温かいどんぶりに入れてきて」とか「ふわふわの肉でお願い」とかあたりさわりのない事を言えば商品を流れ作業的に作るのではなく「あのお客さま用の商品」と意識するのです。
このようにスタッフの特定の客用の商品と認識させることがよいサービスを受ける秘訣なのです。
そしてさらに一歩踏み込んで牛丼をわかっている客になると店員の警戒度がより上がります。警戒度があがるという事は商品により気を配ってくれる事になります。
そうは言ってもスタッフさんに一見客を牛丼の分かっている客と認知させるのは普通では難しいですがある一言をかけるだけで一見客から牛丼マスターにクラスチェンジできます。
ここの牛丼てブリックスいくつ?
この一言で大丈夫です。ブリックスというのは糖度を測る値で、どの牛丼チェーンもブリックス値の基準値が決まっておりますが通常あまり知られていません。
このブリックスを聞いてくるという事は只者では無いと認識させることができるのです。
この瞬間、注文した牛丼は「その他大勢の牛丼」ではなく「あなたへの牛丼」に変貌を遂げることができる…はずです。
以上、長くなりましたが牛丼屋店長を勤めた他人より美味しい牛丼を提供してもらう方法でした。
実際に勤めていた時も忙しすぎて満足のいく牛丼を提供できなかった時や気をつかったお客様への経験などからあみだした美味しい牛丼を提供させるメソッドです。100%効果があるとは言い切れませんが試してみてはいかがでしょうか。
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