【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会の理事国15カ国は5日、年末に退任する潘基文事務総長の後任選出に向け、6回目の予備投票を行った。
13カ国が元ポルトガル首相のアントニオ・グテレス前国連難民高等弁務官(67)を支持。人選で拒否権を持つ常任理事国5カ国から不支持票は出なかった。このため、グテレス氏が次期事務総長に任命されるのは確実となった。
安保理は6日に公式投票を行い、グテレス氏を次期事務総長として総会に勧告する決議を採択。総会が近く任命する手はずだ。今回の投票で2カ国がグテレス氏に対し、「意見なし」と投票。不支持票はなかった。
事務総長は事実上、安保理決議で選ばれるため、9カ国の賛成かつ拒否権を持つ常任理事国5カ国が反対をしないことが必要。
今回の事務総長選で、加盟国の間では初の女性総長を求める声や、これまで輩出していない東欧出身者にすべきだとの意見も少なくなかった。そうした声を背景に、5日まで残った候補10人のうち5人が女性で東欧出身は7人もいた。最終的に理事国は「強いリーダーシップ」(外交筋)を持つグテレス氏を支持したとみられる。
TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画
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