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モウソウの森

モウソウ英語学習エッセイストマチルダが脱力と感動をお届けします。英語学習、外資系の日常、バリ旅行、ホットヨガ、3DSゲームなど。

「言の葉の庭」を観て止められない妄想(ネタバレ有り)

本、映画のレビュー

言の葉の庭

新海誠監督のアニメ映画「言の葉の庭」を観ると、毎回泣いてしまう。

 

主人公の高校生孝雄(タカオ)は、秒速5センチメートルの主人公の貴樹(タカキ)とは違っていたって健全なのだ。

病んでないし、目がうつろでもない。

夢を持っていてピュアに恋できる普通の高校生。

文句なしに応援したくなる。

知らないで、同じ学校の雪野先生を好きになっちゃうのだ。

 

妄想が止まらないシーン

私の妄想が止まらないのが、土砂降りに見舞われた後のシーン。

 

2人は雪野先生のうちにいる。

外は明るくなっていて、雪野先生がオムレツを作っている。

 

「え、あのあと雪野先生の家で一夜を過ごしたの!?」

と思わずにはいられなかったのは私だけ?

 

外は夜明けみたいに明るいし、作ってるのは朝ごはんみたいに見えるし。

しかもそのあとのセリフが

 

タカオ「雪野さん」

先生「雪野先生でしょ?」

タカオ「・・・(傷付く)」

 

一夜を過ごしてもう「オレの女」と、急に馴れ馴れしくなってしまった若者に見えてしかたない。

急に呼び捨てになるみたいな。

それはそれで初々しくていいじゃないか。

でも「わ〜!」と見ていて恥ずかしくなった。

 

ちなみに雪野は名前でなく苗字なので、「田中先生」から「田中さん」になっただけ。

でもユキノという名前は下の名前にも聞こえるので、ますますオレの女感が出る。

 

実際は先生の家で数時間雨宿りしただけだろう。

じゃないとピュアな話じゃない。

新海監督のストーリーがピュアじゃないはずがない。

 

でも、一夜をすごしたと考えるほうが「雪野さん」というセリフの説得力が増すのだ。

 

まとめ

毎回あのシーンを観るたびに、むしろ一夜を過ごしていて欲しいと思う。

そのほうが人間くさくなる。

 

ひとしきり「あの2人は一夜をすごした」という妄想をしたあと、次は「自分が雪野先生だったら・・」の妄想に入る。

「あ〜、どんなにしっかりしてても自分が27歳で、高校生と付き合うのは無理!絶対浮気されるし、数年で捨てられたら取り返しがつかない」と、頭をかかえるのだ。

 

 

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