ゲスト
(ka0000)
【MN】そして誰もいなくなれ
マスター:からた狐
このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- サポート
- 現在0人 / 0~20人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 4日
- プレイング締切
- 2016/08/17 15:00
- リプレイ完成予定
- 2016/08/31 15:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
その館に足を踏み入れた理由は、様々だろう。
誰かに誘われた。招待状を受けた。道に迷った。雨宿り。夢のお告げ。気が付いたらここにいた……。
人が集まったのは単なる偶然のようだった。見知った顔もあれば知らない顔もある。
折角だからと各人の簡単な紹介を済ませる。
その後、誰ともなく館の中を散策に出かけた。
大きな洋館で、部屋数はどのくらいあるのか。廊下の端に立ち、振り返ると向こうの端が闇に沈んで先が見えない。それだけ広いというのもあるが、灯りに乏しいというのもある。
外に通じる窓はどれも内外から板張りされ、わずかばかりの光が差し込むだけ。綺麗に掃除されているようなのに、使われている雰囲気は無かった。
ざっと歩き回る限り、建物自体はどうやら三階建て。だが、構造が複雑で迷路のようにもなっている。一階を歩いていたはずが二階を散策している人と出くわした。鍵がかかった扉も多かったが、それ以外にも隠し扉などありそうだ。
人は住んでいないようだ。キッチンを見つけたが食料は見当たらない。水も通ってないようだった。館に入る前、庭に井戸らしきものを見た気もしたが、外に出ないことには使えるかどうかわからない。
携帯を触っても、圏外の表示が出る。備え付けの電話も無い。テレビやラジオも見つけたが、動かなかった。持って来た道具も通信は役に立っていない。外との繋がりは完全に立たれていた。
ざっと見て回っても好奇心が満たされたぐらい。それ以上に薄気味悪さを感じる。
この館に留まるかどうかは、個々それぞれの事情……になるはずだった。
唐突に悲鳴が聞こえた。重なるように暴れる物音と騒動と――やがて絶叫が館に響き、また静寂に戻った。
聞こえた声を頼りに駆けつけると、そこは最初に入った玄関ホールだった。
すでに何人かが集まっていた。その視線が集まるのはホールの中心。
そこに人が倒れている。原形を留めないほど体が破壊され、辺りに血が飛び散っていた。顔も分からないほどだったが、血まみれの服から、やって来た一人だと分かる。
そのそばに、古風な手紙が置かれていた。
『当館へようこそ。ここへ来た理由はもう分かっているだろう。私はお前たちを始末する事にした。この館はその為の檻だ。生きて出られると思うな。もっとも死ねば出られるとも限らないがね。
心当たりが無い者もいるかもしれないが、それは申し訳ない。残念ながら、悪意の連鎖に巻き込まれてしまったのだ。可哀想に思うが、他の者と同じく、ここを墓所としてくれ。大丈夫、皆一緒だ』
とんでもない文面に、一同がざわついた。心当たりがあるのか、無いのか。蒼白になった顔からはうかがい知れない。
ただ、それをおとなしく受け入れる者ばかりでもない。
冗談じゃないと、すぐに玄関扉にとびつくが……。
「開かない――!」
重い扉は鍵がかかり、押しても引いても開きそうになかった。
ならば窓からと駆け寄るも、どこも板張りされている。ぶち破ろうと、どこかから椅子を持ってきて投げつけた者もいたが、不思議なことに椅子が砕けても窓はまったく変化なし。
「なんだ、ここは!」
「くそっ、絶対出てやる!」
うろたえながらも、やるべきことを模索し始める。
館をもう一度調べて脱出路を探す。手紙の主を探す。狙われる理由を考える。戦う準備をする。神に祈る……。
出来ることはたくさんある。今はまだ。
しかし、それもいずれは尽きる。あるいは強引に断ち切られる。
転がる死体と同じになれば、もはや何も出来はしない。
潜んでいるのは狂気と殺意。
そして、館の主は誰もいなくなることを望んでいる……。
その館に足を踏み入れた理由は、様々だろう。
誰かに誘われた。招待状を受けた。道に迷った。雨宿り。夢のお告げ。気が付いたらここにいた……。
人が集まったのは単なる偶然のようだった。見知った顔もあれば知らない顔もある。
折角だからと各人の簡単な紹介を済ませる。
その後、誰ともなく館の中を散策に出かけた。
大きな洋館で、部屋数はどのくらいあるのか。廊下の端に立ち、振り返ると向こうの端が闇に沈んで先が見えない。それだけ広いというのもあるが、灯りに乏しいというのもある。
外に通じる窓はどれも内外から板張りされ、わずかばかりの光が差し込むだけ。綺麗に掃除されているようなのに、使われている雰囲気は無かった。
ざっと歩き回る限り、建物自体はどうやら三階建て。だが、構造が複雑で迷路のようにもなっている。一階を歩いていたはずが二階を散策している人と出くわした。鍵がかかった扉も多かったが、それ以外にも隠し扉などありそうだ。
人は住んでいないようだ。キッチンを見つけたが食料は見当たらない。水も通ってないようだった。館に入る前、庭に井戸らしきものを見た気もしたが、外に出ないことには使えるかどうかわからない。
携帯を触っても、圏外の表示が出る。備え付けの電話も無い。テレビやラジオも見つけたが、動かなかった。持って来た道具も通信は役に立っていない。外との繋がりは完全に立たれていた。
ざっと見て回っても好奇心が満たされたぐらい。それ以上に薄気味悪さを感じる。
この館に留まるかどうかは、個々それぞれの事情……になるはずだった。
唐突に悲鳴が聞こえた。重なるように暴れる物音と騒動と――やがて絶叫が館に響き、また静寂に戻った。
聞こえた声を頼りに駆けつけると、そこは最初に入った玄関ホールだった。
すでに何人かが集まっていた。その視線が集まるのはホールの中心。
そこに人が倒れている。原形を留めないほど体が破壊され、辺りに血が飛び散っていた。顔も分からないほどだったが、血まみれの服から、やって来た一人だと分かる。
そのそばに、古風な手紙が置かれていた。
『当館へようこそ。ここへ来た理由はもう分かっているだろう。私はお前たちを始末する事にした。この館はその為の檻だ。生きて出られると思うな。もっとも死ねば出られるとも限らないがね。
心当たりが無い者もいるかもしれないが、それは申し訳ない。残念ながら、悪意の連鎖に巻き込まれてしまったのだ。可哀想に思うが、他の者と同じく、ここを墓所としてくれ。大丈夫、皆一緒だ』
とんでもない文面に、一同がざわついた。心当たりがあるのか、無いのか。蒼白になった顔からはうかがい知れない。
ただ、それをおとなしく受け入れる者ばかりでもない。
冗談じゃないと、すぐに玄関扉にとびつくが……。
「開かない――!」
重い扉は鍵がかかり、押しても引いても開きそうになかった。
ならば窓からと駆け寄るも、どこも板張りされている。ぶち破ろうと、どこかから椅子を持ってきて投げつけた者もいたが、不思議なことに椅子が砕けても窓はまったく変化なし。
「なんだ、ここは!」
「くそっ、絶対出てやる!」
うろたえながらも、やるべきことを模索し始める。
館をもう一度調べて脱出路を探す。手紙の主を探す。狙われる理由を考える。戦う準備をする。神に祈る……。
出来ることはたくさんある。今はまだ。
しかし、それもいずれは尽きる。あるいは強引に断ち切られる。
転がる死体と同じになれば、もはや何も出来はしない。
潜んでいるのは狂気と殺意。
そして、館の主は誰もいなくなることを望んでいる……。
解説
不思議な館に迷い込み、命を狙われています。
脱出は不可能。ということで、最終的に皆さま、BAD ENDで倒れて下さい。特に何もないなら、さまよった上で餓死です。
大丈夫。夢シナリオなので、どんな死に方でも通常の依頼には全く影響しません。
情報はかなり大雑把にしています。必要な部分は、プレイングで適当に埋めて下さい。
PC自身も、ハンターでもいいですし、一般人となってもいいです。
狙われる理由もそれぞれで構わないです。そもそも理不尽ですから。
舞台はとりあえず三階建ての洋館としていますが、隠し通路から新しい場所に移動して階数増えてもいいですし、地下迷宮に入り込んでも構いません。
誰に狙われるのか、どう襲われるのか。
からくり仕立てで突然罠にはまってもいいですし、殺人鬼に狙わるもよし。館に巣食う幽霊や妖怪怪物に襲われるもよし。突然の病死や絶望からの自死などいろいろ手は打てます。
館の主も謎です。実は自分というオチもOK。複数人いた場合は……チーム組んでたとかになるかなと。
プレイングによっては他PCとの戦闘もあるかもしれません。が、勝っても負けても恨みっこ無し。最終的な結果は多分同じです。
脱出は不可能。ということで、最終的に皆さま、BAD ENDで倒れて下さい。特に何もないなら、さまよった上で餓死です。
大丈夫。夢シナリオなので、どんな死に方でも通常の依頼には全く影響しません。
情報はかなり大雑把にしています。必要な部分は、プレイングで適当に埋めて下さい。
PC自身も、ハンターでもいいですし、一般人となってもいいです。
狙われる理由もそれぞれで構わないです。そもそも理不尽ですから。
舞台はとりあえず三階建ての洋館としていますが、隠し通路から新しい場所に移動して階数増えてもいいですし、地下迷宮に入り込んでも構いません。
誰に狙われるのか、どう襲われるのか。
からくり仕立てで突然罠にはまってもいいですし、殺人鬼に狙わるもよし。館に巣食う幽霊や妖怪怪物に襲われるもよし。突然の病死や絶望からの自死などいろいろ手は打てます。
館の主も謎です。実は自分というオチもOK。複数人いた場合は……チーム組んでたとかになるかなと。
プレイングによっては他PCとの戦闘もあるかもしれません。が、勝っても負けても恨みっこ無し。最終的な結果は多分同じです。
マスターより
夏なので、なんだかよく分からないホラー調。多分。
普段は主役のハンター様方。たまには開始数分で消える雑魚キャラのように、無残に散ってみませんか?
めざせ、全滅。死にフラグも立てまくろう。
普段は主役のハンター様方。たまには開始数分で消える雑魚キャラのように、無残に散ってみませんか?
めざせ、全滅。死にフラグも立てまくろう。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/09/30 23:33
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談所? 八神 紗夜(ka5396) 人間(リアルブルー)|14才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2016/08/15 23:50:05 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/08/14 07:52:36 |