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2016-10-06

最強の「長編グダグダ漫画家」を決めるのは、ちょっと待ってくれないか…安彦良和氏「天の血脈」も、ビリーバットに劣らぬ尻切れトンボ感をふり巻き完結。

| 最強の「長編グダグダ漫画家」を決めるのは、ちょっと待ってくれないか…安彦良和氏「天の血脈」も、ビリーバットに劣らぬ尻切れトンボ感をふり巻き完結。を含むブックマーク 最強の「長編グダグダ漫画家」を決めるのは、ちょっと待ってくれないか…安彦良和氏「天の血脈」も、ビリーバットに劣らぬ尻切れトンボ感をふり巻き完結。のブックマークコメント




連載が始まった時、その壮大な世界観歴史観にはワクワクしたものだった…

天の血脈 / 安彦良和 - アフタヌーン公式サイト - モアイ http://afternoon.moae.jp/lineup/202

第一話、面白かったよねえ…


しかしだ!!

傑作として今でも推奨される「虹色のトロツキー」にしても! 最初に出てきた「トロツキー満州招聘してソ連牽制しようとする壮大な大戦略」や「トロツキーは実は偽物?」「石原莞爾は何を考えていたのか?」的な話、最後はどうなっちゃったか覚えていますか。

王道の狗」…これは掲載誌休刊の関係でね…うむ、これは不可抗力。仕方ない系の何か(単行本はかきおろしもあったし)。ではあるが……陸奥宗光暗殺未遂の前後の、たとえばテロリスト(未満のチンピラ若造)を使嗾して李鴻章を銃撃させる、云々とかもふくめてやっぱり無理がある展開もみえた。


韃靼タイフーン」「安東」とかを入れるのもどうかだが。


に、しても、やはり今回の「天の血脈」も含め、長編のラストが…ちょっと…な方の一人であることは間違いないのではないか。

ほかの仕事(アニメ)を並行して膨大にやっていたとしても。

というわけで

浦沢直樹ビリーバット」完結。「途中の挿話を『短編』と見ると凄いが、長編全体の完成度はグダグダ伝説、さらに更新。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20161004/p3

にて盛大に「BILLY BAT」の終わり方を揶揄し、このグダグダ感は、浦沢直樹の長編作品全体に共通する特徴だ…とかかいちゃったが、それにも負けない大物・安彦良和が「天の血脈」をあんな終わり方させていた…と本日やっと知ったのでね。

ちなみに

「・・・を決めるのはもうちょっと待ってくれないか」は

PRIDE-1でのヒクソン・グレイシー出場に続き、PRIDE-2にはホイス・グレイシーが参戦予定で、その「2」のキャッチコピーとして使われたものです。次に出てくる奴も同格以上の大物だよ、という意味で。まあ、PRIDE-2に結局ホイスは欠場したんだけど(笑)

fullkichi1964fullkichi1964 2016/10/06 05:38 「天の血脈」、たしかにあれはヒドかった・・・。
ただ、安彦先生の年齢を考えると(今年、数え年七十。古稀・・・)単に「風呂敷をたたみ損ねた」だけの問題にとどまらず、健康的な不安さえも考えてしまいますわねえ・・・。

「君の名は。」と「シン・ゴジラ」を考えるに、
「6:前者はカップルのデートコース映画であり、そういう客層をあてこんでいる。逆に後者は特撮・SF系ファン層を想定しており、イラスト・パロデイの比率は圧倒的に後者が上回るのは必然」
であるかと。シンゴジにカップルが行くとすりゃ相当に共通のシュミをもったカップルであろうし(笑)。
ゆえに、SF大賞にはそもそもの支持基盤が高いシンゴジが有利であろうなあと・・・もし「君の名は。」が獲ろうものなら、「世間にコビた」の批判がSFプロバー内で噴出しかねんなあとも(^^;)。

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