ダイヤモンドリリー(曼珠沙華の仲間)のブーケ♪
一昨日UPした、巾着田(きんちゃくだ)の曼珠沙華(マンジュシャゲ)の記事です。
この記事のブックマークで、曼珠沙華の仲間のダイヤモンドリリーのブーケが、どんな雰囲気になるのかなぁとコメントをしてくださった方がいらっしゃいました。(どうもありがとうございました!!^^ )
そこで、以前わたしがJane Packer(ジェーン・パッカー)という、ロンドンオリンピックのビクトリーブーケ(勝利の花束)をデザインしたフラワーアレンジメントスクールに通っていた時にデザインした、ダイヤモンドリリーを使ったブーケの写真をご紹介したいと思います♪
(プロフィールに書いていますが、ジェーンパッカーでデザイナーのディプロマを取得しました。)
ブーケの右後ろに写っているプレゼンテーションボード(デザインのコンセプト等を表現したもの)の、ホワイトでシャイニーなドレスを着たモデルさんの写真全体の雰囲気を表現するために、ダイヤモンドリリーを使ってデザインしたブーケです。
そのため花嫁さんに持っていただく用に作ったブーケではないのですが、華やかに仕上げていますので、雰囲気が伝わりましたらうれしいです。(^^)
中心のバラがローズユミと言って・・、そうです、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、有名なウエディングドレス・デザイナーの桂由美さんのお名前にちなんで品種名を付けられた、ブライダルでよく使われる真っ白なバラです。
そのローズユミの外側をぐるりと取り囲んでいる花が、ダイヤモンドリリーです。
この花、ローズユミよりも白いです♪
そして、きめ細かい粒子がキラキラと光ってとても綺麗なんです。(^^)
それでダイヤモンドリリーと名付けられたようです。
ダイヤモンドリリーは「ヒガンバナ科ネリネ属」、曼珠沙華は「ヒガンバナ科リコリス属」で仲間♪
おめでたく、華やかなシーンに使われる人気者でお値段も高いスーパースターのダイヤモンドリリー(1本500円とかです!!高根の花というより高値の花!?)と、可哀想だけれど忌み嫌われてしまう日陰の花の曼珠沙華(!?ゴメンネ!!)は同じ「ヒガンバナ科」で、仲間です。
細かくは、 ダイヤモンドリリーは「ヒガンバナ科ネリネ属」で花が咲いている状態で葉があり、曼珠沙華「ヒガンバナ科リコリス属」で花が咲いている状態で葉がありません。
下はリコリスの写真です。
リコリスもフラワーアレンジメントに使われます。
かわいいですよネ♪
こう見るとやはり、同じリコリス属の中でも曼珠沙華(彼岸花・ヒガンバナ)の赤い色や妖しさ、おしべの長く「シュッ」とした、なんともいえない曲線の感じなどは、独特な雰囲気ですよね~。
この写真は2016年10月2日に巾着田で撮影したものです。
今まで曼珠沙華を見かけると、「見てはいけないのかも・・」と思ったりしていましたが、巾着田に咲くたくさんの曼珠沙華を見て、その印象が少し変わって写真撮りまくりでした♪
こうやって巾着田に、多くの人が曼珠沙華を観に来てくれてよかったですよね♪