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マイナー特撮

こんばんは、台風も勢力は弱くなったのかな。雨が少なかったから良かったかもしれない。今日は特撮なんですがマイナーといえばマイナー、メジャーといえばメジャーと微妙な話しを書きます。

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まず初めにスペクトルマンです。宇宙からの侵略者「宇宙猿人ゴリ」の送り出す怪獣対ネヴュラの星のヒーロー・スペクトルマンの戦いを描いた作品です。怪獣に対して主人公が変身して戦うことは他の特撮テレビ番組と同じだが、当初は悪役が主役、正義のヒーローが脇役という逆転の演出となっていたようです。また、スペクトルマンがネビュラ71遊星の指令により常にその行動を管理されていて、その指令がないとスペクトルマンに変身できず、地球防衛のためとはいえ非情な命令を下されて苦悩したり、さらに無敵のヒーローではなく強敵怪獣に圧倒されて敗北することも少なくないなど、独自の作品世界を決定付ける新機軸が盛り込まれていたみたいですね。前後編がストーリーの基本とされ、1話完結は全63話中3回だけだそうです。

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次にロボット刑事Kです。企画時の作品タイトルは『ロボット刑事K2』です。その後、主人公の名前が変更されて「ロボット刑事J(ジョー)」となり、最終的にタイトルは『ロボット刑事』に決定しました。Kの愛車の名が「ジョーカー」なのは、その名残だそうです。当初、あるスタッフが「Kの頭に角をつけたい」と言い出し、造型デザインを担当していた高橋章が、石森とともに猛反対したようです。その際、石森は「それじゃペーソスが出ない」と主張し、高橋は「さすが作家だなあ」と感服したという話があります。第1話の脚本はそれまでの平山亨のプロデュース作品と同様に伊上勝が担当したが、『仮面ライダーV3』や『イナズマン』などの執筆も並行していたため執筆総数は5本に留まったそうです。

 

 

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次にジャンボーグAです。本作品は、『ファイヤーマン』、『ウルトラマンタロウ』と並び、円谷プロ創立10周年記念番組として「単純明快なヒーローアクション」を目標に製作された経緯をもってます。また、タイでも放映され人気を博し、第48話と最終話を再編集した『ジャンボーグA&ジャイアント』というオリジナルの劇場映画も製作、上映された。本作の原型は1966年に遡り、『ウルトラマン』第1話の脚本で難儀している時に、平行して小学館と雑誌展開先行のヒーロー企画・巨大ロボットに興味を示すことが明記されていて、これが後のジャンボーグAとなったようです。

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次はレッドバロンです。悪の組織「鉄面党」は、万国ロボット博覧会に出展された世界各国の巨大ロボットすべてを強奪しました。彼らは戦闘用に改造したロボット軍団で世界を征服するつもりで登場します。鉄面党はロボット制作者達も次々に誘拐、科学秘密特捜隊 (SSI) に所属する紅健の兄のロボット工学者・紅健一郎博士も彼らに拉致されてしまいます。しかし健一郎は自ら製作したスーパーロボットレッドバロンを鉄面党に渡すのを拒み、自らの命と引き替えに健に託しました。兄が遺したレッドバロンを操縦し、健は鉄面党に敢然と立ち向かう特撮です。

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最後はミラーマンです。新聞社のカメラマン・鏡京太郎は御手洗博士の助手をしていた母・優子の死後、博士の家に引き取られ、彼らの家族同然に育てられた。彼は謎の竜巻被害の取材中、奇妙な現象に襲われて危機に陥るが、不思議な鏡のきらめきによって助けられ、竜巻被害の実地調査にやって来たSGMの藤本に伴われて御手洗邸に帰宅します。京太郎が撮影したフィルムには、目には見えなかった謎の人物が写っていたようです。京太郎の話を聞いた御手洗博士は、彼の出生の秘密を語り始めました。京太郎の父は京太郎の撮影したフィルムに写っていた地球外侵略者・インベーダーからこの世界を防衛するため、異次元世界「二次元」からやってきた超人「ミラーマン」でした。