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これホントに鶏むね肉!? 恵比寿「どんく」の巨大チキンカツが柔らかジューシーすぎて6枚くらいはペロリといけそう

恵比寿のランチでオススメの巨大チキンカツがいただけるお店「どんく」をご紹介します!こちらのお店の売りは長崎皿うどんやシュウマイも素晴らしいのですが、何と言っても巨大唐揚げと巨大チキンカツ!特にチキンカツはお腹の余裕にあわせて3枚・4枚・5枚とオーダーできます。830円~930円ですので、恵比寿のコスパ最強ランチのひとつ。恵比寿でお腹一杯になりたいならチェックすべきお店です!(恵比寿のグルメ居酒屋

これホントに鶏むね肉!? 恵比寿「どんく」の巨大チキンカツが柔らかジューシーすぎて6枚くらいはペロリといけそう

恵比寿 グルメレポ FCF

恵比寿といえば、駅からガーデンプレイスに直結。そして駅のまわりにはおしゃれ居酒屋やバーが立ち並びます。輸入雑貨のお店やこだわりのカフェなども多く文化の発信地でもあります。

 

でも恵比寿が急激に発展したのは90年代半ばから。駒沢通りや明治通りやガーデンプレイスから通りを1本入ると、昔ながらの良店がまだまだたくさんあるんです!

 

そんな恵比寿で、話題の安ウマランチをいただくことができる人気店があるということで、さっそく行ってきました。なんでもコスパ最強の巨大なチキンカツと、盛りのいい長崎皿うどんがいただけるんだとか・・・!恵比寿で長崎皿うどん。気になります・・・!

 

 

これが噂の「チキンカツ6枚入り」!

一通り注文を伝えて待っていると、ものすごい存在感を放ちながら運ばれてきのがこちらの「チキンカツ6枚入り」です。ランチは3枚入り・4枚入り・5枚入りの定食なのですが、1枚でも多く食べたいので、グランドメニューの6枚入り(ライス別)に挑戦です。

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盛りが良すぎてほかのお客さんの注目を浴びていました。6枚のお肉一枚一枚が分厚くて、食欲をそそります。

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反対側から見ると、キャベツとポテサラが隠れてしまうほど。

ソースをつけたら、いざ、いただきます!

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中までアツアツで、噛んだ瞬間に閉じ込められていた肉汁が広がります。肉の種類は鶏むね肉なのですが、驚くほどジューシーですね。そして、すごいのが食感。身がプリプリとしていて、食感だけで言えばエビに近いくらいのプリプリ加減。噛み切ると、鶏の細やかな繊維質がふつふつと切れていくのが心地よく、それでいて決して固くないのです。

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どうやったらこんな食感にできるのか、お店の方に尋ねたところ、「肉の切り方にヒミツがあります」とのこと。下処理の段階で、店主さんのこだわりがあることは間違いなさそうです。

 

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ライスを追加して即席ソースカツ丼にしてみました。カツがでかすぎて余裕ではみでています・・・いくら食べてもおかずがなくならない安心感、プライスレス。

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衣にソースがからんだ肉厚なチキンは、お米との相性もばっちりです。衣が分厚すぎず、肉の味を楽しむようにできているチキンカツなので、いくら食べても飽きがきません!

ちなみにランチのチキンカツ定食は、5枚なら930円(税込)、4枚なら同じ値段で杏仁豆腐付き、3枚なら830円(税込)とのこと。ランチタイムはライスの大盛、おかわりが無料なので、チキンライスとごはんのループにハマること必至です。

 

 

バリカタ!な皿うどんにエビシュウマイが美味すぎる・・・!

名物チキンカツのほかにも、「どんく」が得意としているのが長崎皿うどんです。ここ恵比寿で本場長崎の味が食べられるというのだから、試してみない手はありません。

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こちらがその皿うどん(税抜865円)。こちらも、これだけでおなか一杯になりそうな盛りのよさ。野菜やイカがたっぷり入ってこの値段は、おさいふにもカラダにもやさしいですね。

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具材たっぷりで、粘度の高いあんの中から、パリパリの麺が出てきました。かた焼きそばと比較されがちですが、かた焼きそばよりは少しやわらかめ。そのかわり、最後まであんの水分を吸ってもパリパリの食感が楽しめます。

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あんとからめて一口いただいてみると、イカなど魚介のかおりがふわっと鼻をぬけていきます。油っこさはほとんどなく、むしろやさしい野菜のうまみがたっぷりです。とろっとしたあんとパリパリの麺の食感がマッチしていて、食べ飽きることなく食べ進められます!

 

長崎皿うどんのほかにさらにもう一品、人気の品を注文しました。それがこちらの「エビ焼売」(税込670円)。店主いわく、どんく秘伝の味なんだとか・・・!

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エビが贅沢に乗った、かなり大ぶりの焼売。

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味わう前に、まず見てわかるのが「デカい」ということ。今までの人生で見てきた中で確実にトップクラスのサイズです。一緒に運ばれてきたからしの容器と並べてみても、この大きさです。

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お箸で持ち上げると軽くプルプル震えちゃうほどの重量感。

一気にほお張ると、口の中がお肉とエビでいっぱいになります!

まずエビのプリップリな歯ごたえが気持ちよく、中身はふんわりとしつつも、やや粗めに挽かれたお肉がコリコリとした食感を残していて、食べごたえがあります。お肉とたまねぎのバランスが絶妙で、お肉のうまみを、たまねぎの甘さが包み込んでいますね。

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割ってみると、いっぱいに詰まったお肉が!みっちりしているように思えたお肉もほんの少し空間があくようになっていて、とても上手に包んであるのがわかります。これがあのふんわりとコリコリの間のすばらしい食感を生み出していたんですね。まさに秘伝の味。これはオススメです・・・!

 

「どんく」は恵比寿駅西口からすぐ

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JR恵比寿駅の西口改札を出て、恵比寿さんの銅像を背に駒沢通りを中目黒方面へ。KFCを右折ししばらく行くと左側に「どんく」はあります。駅からは5分もかかりません。黒字に白い字で大きく店名が書かれた看板が目印です。

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「どんく」の開店は1981年。創業35年と、恵比寿ではかなり歴史のあるお店のひとつです。店主の田川さんのご両親が開店され、ちゃんぽんや皿うどんなどの定食をメインに出していたものの、駅ビルに人が流れるようになってから現在の居酒屋業態に路線変更したのだとか。

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左が現在のご店主の田川さん。創業当時の味を確実に守りながらも、長崎の雲仙豚を使った「桜の煙で燻したバラ塩」など、新しいメニューの開発にも取り組んできました。「キンキンの生ビールをジョッキでグビグビ飲む、そんなシチュエーションでも楽しんでもらえるように作りたい」と語る田川さん。時代の波を乗り越えてきたお店は、変わらないだけでなく、常に進化を続けているのですね。

 

 

「どんく」は、ランチでおなかいっぱいになるもよし、盛りのいい食事をみんなでワイワイつつきながらお酒を飲むもよしの、おなかも心も満たされるお店です。
盛りの大きな料理のお店というと体に悪そうなイメージがありますが、「どんく」はやさしい気づかいの詰まったお料理ばかりのお店です。今回紹介したメニューのほかにも、本場長崎の味や、本格的な中華料理も味わうことができますよ。

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恵比寿「どんく」は、時代の荒波を乗り越えて来たのもうなずける、一品一品に歴史と創意工夫の感じられる名店でした。

 

 

紹介したお店

どんく
TEL:03-3464-9676
住所: 東京都渋谷恵比寿西1-14-2 サンライズビル1F

r.gnavi.co.jp

 

プロフィール

ジョー

ジョー

株式会社フードクリエイティブファクトリーの所属ライター。
高校1年間を単身アメリカで過ごしたことで、日本の食文化を大切にしたいと思うようになる。大学時代に出版社より小説を執筆、出版。ライティング業で学費の一部を稼ぐ。現在は料理研究家への道を邁進中。


(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー

                             
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