>応援している芸人さんに対して、これはファンとしての好きなのか、恋愛感情なのか分からなくなってきて、困惑してます。
とっても面白いと思っているから売れて欲しいし、同時に、もっと仲良くなりたいとも思います。彼女がいたりいつか結婚したりしたら、たぶんとても悲しくなるとは思います。それがなぜなのかはよく分からないです。
自分の気持ちってどうやったら分かるんでしょうか、分かったところでどうしたらいいんでしょうか。ファンってなんなんですかね。
あんまり近づきすぎて応援できなくなってしまうのは嫌だし、仮に恋愛感情だと認めたとしても、ただの学生のファンと芸人さんの関係なんて、どうにもならなそうで、虚しくなります。
芸人さんは年齢はあまり若くありませんが劇場メインの若手の方なので、連絡はとろうと思えば取れる関係です。出待ちでお話したり差し入れしたりしているので、向こうも私のことは認識してくれています。
ファンとしての好きと恋愛感情にそもそも大した差はないと思います。私は中年男の作家やミュージシャンのファンですがそれはさすがに恋愛感情とは言わないでしょう。しかし(若くはない、と表現する程度に)年の近い異性(すいませんが恋愛対象の性と書くとさらにわかりづらい文になるので異性とさせてもらいます)のお笑いだったり音楽だったりの人を好き、という感情はそのまま恋愛感情と言い換えできることが多いのではないでしょうか?
嫌われたくないので先に書いておきますが、芸人のファンのすべてが性的に対象を見ている、というわけではありません。そうなるのは成り行きとして普通、という話をこれからします。
特にこのファンさんの場合出待ちなどで相手と接点もあるので恋愛感情を持つことはまったく不自然ではありません。面白い人だから好きになる、あるいは好きな人だから面白く感じる、というのはかなりメジャーな恋愛の起因じゃないでしょうか?ファンさんがそれを受け入れられないのは「舞台の不文律」の建前を意識しているからでしょう。不文律はめちゃくちゃややこしいことになってきた我々の先輩たちからの教えや、過剰な性の匂いを疎んじるお客さんたちの視線(いやどいつもこいつもセックスばっかりしてんじゃねえかよ、お笑いやれよ、芸人とセックスするのは私だけで十分だよ、的な)から生まれたものですが、ファンさんの個人的な気持ちには関係ありません。
つまり、ファンさんはその芸人さんのお笑いのファンで、なおかつ付き合いたいと思っているということです。「ただの学生のファンと芸人さんの関係なんて、どうにもならなそうで、虚しくなります。」とありますが、つまりどうにかなりたいということで、どうにかっていうのは、付き合うってことですよね?この辺誤解があったらすみません。
芸人に限らないと思いますが、人前に出て何かする人は、見る人に自分を職業を越えて人間として好意を持たせようと意識している人が多いです。その方が自分としても気持ちがいいし、同じお客さんを長く引っ張れるからです。別に騙すって程じゃないにしても、ここでこうすれば可愛いと思ってもらえるか?とかそういう下らないことを芸人はよく考えています。
芸人として好きになったと思ったらいつの間にか人として好きだった、ということは自然です、という話をしてきました。で、この人と付き合えるのか?についてですが、もちろん私には分かりません。私にわかるのはお笑い芸人の卑しさだけです。
まず、前提としてその芸人さんはあなたに好意を持っていると思います。お笑い芸人はお笑いをやってないと女性が近づいてくる機会などまずないですし、そもそもお笑いをやるのは人に認められたいからで、認めてくれる女性が現れれば必ず好意を持ちます。ファンさんが普通に挨拶と会話ができて、よほど悪い絡み方をしていなければ、あと容姿が「ふつう」以上であればです。どうしても下品な話になります。すみません。
上の段落で「女性」のファンに限定しているのは男性のファンは本当にやばい人が多いからです。
まずその芸人さんはどれくらいの人気者なのか?売れてない芸人の間にも明確に格差はあります。ライブが終わると出待ちがずらりといる場合、これはかなり難しいと言わざるを得ません。こういう人はお笑いやらなくてもモテる人です。すでに特定のパートナーがいたり、いわゆる「カキタレ」なるものが存在することもあります。そんな人が求めるのは常に新しい「カキタレ」です。それでも可なら挑戦してみましょう。ただ彼女になる方法は思いつきません。ファンさんが飛び抜けて美しい場合は別で、結婚できます。
しかしファンさんの投稿を読む限りそんな絶望的な気配はありませんでした。むしろ「やればできる」感覚があるからこそ余計にお悩みのように窺えます。
その芸人さんはそれほど人気でもなく、出待ちのお客さんもファンさんを含め2、3人いるかどうか、の場合、かなり現実味を帯びてきます。「なんだかわかんないけどコンスタントに会ってセックスするよくわかんない関係」つまり「セフレ」ですが、この状態には容易に進行することができます。方法は、多分方法も糞もなく「セフレになってもらえないでしょうか?」で済むのではないかと思えるほどです。より安全を期すなら「突然すみません。〇〇です。どうしても気持ちを抑えることができず、メールしました。ずっと××さんのお笑いが好きで見てきたんですが、どうしても、人として××さんと向かい合いたい思いが強くなって、1度だけなら許していただけるかなと思って、お願いしたいんですけど、お笑いの場と関係なく、個人的にお会いしていただくことは可能でしょうか?非常識なお願いをしてすみません。わがままなんですが、それが無理でも、まだファンとして舞台には通わせていただきたいです。本当に不躾で申し訳ありません。でももしお会いできたらすごく嬉しいです」とかはどうでしょうか?私の文の嫌な回りくどさが出てるので添削していただいて…
しかしこれではセフレにしかなれません。付き合うのはやはり難易度が上がります。もちろんセフレからなし崩し的に…もあるんですが、それは今相手に彼女がいない場合です。今彼女がいる芸人がお笑いのファンが近づいて来たので乗り換えよう…こんな仮定通りだったらファンさんの恋愛感情はすでにかなり薄まっていると思いますが、とりあえず書いていきます。
乗り換えよう!と思う場合は、現在の彼女との関係がマンネリ化している場合、単純に彼女がろくな人間じゃない場合、彼女とファンさんの間に美醜の差がある場合、などがありますがこれは知りようがないので運です。当然男女の関係が恋愛に発展するには、たまたまタイミングが合っていなければなりません。
で、若くない芸人さんとありましたが、そうだとするとかなり長期にわたって交際している彼女がいる可能性もあります。慣性の法則が働くのでこういう恋愛は本人たちも終わり方が想像できない状態になっています。ちょっとしたことで急に終わったりするんですが、新しい女ができたから〜では終わりにくい気がします。
最後にかなりどうしようもない感じの芸人さんでファンもファンさん以外いない場合です。これはファンさんがその芸人さんを好きな気持ち以上にファンさんの方が芸人さんに好かれているかもしれません。投稿を読む限りそんなにダメな感じではないようなので、これには当てはまらないでしょうか。ファンが1人しかいない芸人がその人と付き合い出したって話はほとんど聞かないです。なぜかというとそのファンも怪念波を放っていることが多いからです。
お笑いに絡むご相談だったので偏見にまみれた内容になりました。すみません。私が元々他人の気持ちを汲まないので恋愛にまつわる内容にもかかわらずかなり悪意のある話になりました。
最後に「あんまり近づきすぎて応援できなくなってしまうのは嫌だし」の部分ですが、いつまでも応援したい気持ちが強いなら性的に関係するのはやめておきましょう。「やったらライブには来なくなる」とこの間のライブの後の食事で某ベテランが言っていました。