秋の味覚シシャモ漁始まる 北海道 厚岸町

秋の味覚シシャモ漁始まる 北海道 厚岸町
k10010719301_201610052319_201610052320.mp4
北海道の太平洋沿岸に生息し、秋の味覚として知られるシシャモ漁が厚岸町で始まり、取れたてのシシャモが大量に水揚げされました。
北海道の厚岸港には、朝早くに出た漁船が、昼すぎに次々と戻り、体長10センチ余りのシシャモを水揚げしました。
厚岸漁協によりますと、5日の水揚げは、合わせて7.4トンで、去年の初日の3倍以上とこの5年間で最も多くなりました。
一方、価格は、小ぶりのものが多かったことから1キロ1100円前後と去年の3分の1ほどで取り引きされました。
漁業者は「ことしは、いつもより資源量が多いようでうれしい。干して食べてほしい」と話していました。
秋の味覚として知られるシシャモの漁期は、資源を保護するためおおむね1か月と決まっていて、今月下旬から北海道の太平洋側の各地で本格化します。