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 大阪府河内長野市で5月、車がダム湖に落ちた事故で、精神安定剤を飲んでもうろうとした状態で運転し、同乗者5人を死なせたとして、府警は5日、同府枚方市北中振1丁目、アルバイト東川健義(たけよし)容疑者(27)を自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致死)の疑いで逮捕し、発表した。「精神安定剤を飲んで運転した覚えはない」と容疑を否認しているという。

 交通捜査課によると、東川容疑者は5月29日午後2時35分ごろ、精神安定剤を飲んだ上で河内長野市滝畑の滝畑ダム付近の府道でワンボックス車を運転。対向車線にはみ出して道路脇の約10メートル下のダム湖に転落し、当時51~64歳の同乗者の男性5人を水死させた疑いがある。東川容疑者も一時意識不明の重体だった。

 転落現場の約300メートル手…

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