延喜式内社・倭文神社は、鳥取市南西部に鎮座する旧郷社です。
倭文は、(しづり)とも読み、絹織物のことを指します。機織りを業とする倭文部の民がこの地に居住し、祖神「倭文神・建葉槌命(たけはづちのみこと)」を奉斎したと伝えられています。
また、江戸時代には、御祭神である大己貴命(おおなむぢのみこと=大国主命の別名)が七つの名を持っていたため「七躰大明神」と呼ばれていました。
神話「稲羽の素兎」で、白兎を助けた大国主命がこの地から八上姫に恋文(ラブレター)を書いたと伝えられています。(当時は歌を詠んだものと思われます)
大国主命の恋文は、「文」の文字や、「絹織物の巻物」から連想されたのかもしれません。
(ウィキペディア「倭文神社(鳥取市)」2016年10月4日21:48のshitori-jinjyaによる投稿は、このWebページの作成者によるものです。)
倭文神社・例祭を催行しました。